@seki_takanao 関くんがシアスター・ゲイツについてのレビュー書いてるの?
シアスター・ゲイツ展アフロ民藝 見にいったんですけど、めっちゃおもろかったです。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/theastergates/index.html
この人の態度、きわめてまじめなんだけどつねに軽さとユーモアがあって素晴らしい。
民藝と黒人の歴史、なにも絡んでいないのに、そこに空想的なパスを通して黒人の歴史と民藝の歴史を並列で考えさせようとするのが、手付きは軽やかなんだけど、それによって日本人にも黒人の歴史と現在を思考させることが可能になる。それはたぶんシアスター・ゲイツ自身にも逆の経緯があったようで、彼は常滑でのレジデンスでの陶芸経験が日本・中国・朝鮮の陶芸の歴史的経緯を知るきっかけにもなり、彼自身の陶芸も変わったとか。シアスター・ゲイツ自身が一つの交差点として機能するように、展示を組織していて、おもしろかった。
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/theastergates/index.html
この人の態度、きわめてまじめなんだけどつねに軽さとユーモアがあって素晴らしい。
民藝と黒人の歴史、なにも絡んでいないのに、そこに空想的なパスを通して黒人の歴史と民藝の歴史を並列で考えさせようとするのが、手付きは軽やかなんだけど、それによって日本人にも黒人の歴史と現在を思考させることが可能になる。それはたぶんシアスター・ゲイツ自身にも逆の経緯があったようで、彼は常滑でのレジデンスでの陶芸経験が日本・中国・朝鮮の陶芸の歴史的経緯を知るきっかけにもなり、彼自身の陶芸も変わったとか。シアスター・ゲイツ自身が一つの交差点として機能するように、展示を組織していて、おもしろかった。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20230522/k10014074811000.html
> 「新版画の絵師が、彫り師や摺り師をとおして実現した”自己表現”こそ、まさに、マッキントッシュの技術でやろうとしていることなんだ」
スティーブ・ジョブズがスカリーに言ったというこれ、表面もしくは結果としての作品の美的性質だけでなく、「分業制でありつつ自己表現をする」という大正期ならではの浮世絵リバイバル運動という性格をよく理解している。浮世絵の絵師というのはこの時期まで自己表現をするような芸術家ではなかった。「分業を通して自己表現をする」という大正新版画の制作をモデルにしてMacintoshの開発で求めることを述べるのはけっこうおもしろい。
> 「新版画の絵師が、彫り師や摺り師をとおして実現した”自己表現”こそ、まさに、マッキントッシュの技術でやろうとしていることなんだ」
スティーブ・ジョブズがスカリーに言ったというこれ、表面もしくは結果としての作品の美的性質だけでなく、「分業制でありつつ自己表現をする」という大正期ならではの浮世絵リバイバル運動という性格をよく理解している。浮世絵の絵師というのはこの時期まで自己表現をするような芸術家ではなかった。「分業を通して自己表現をする」という大正新版画の制作をモデルにしてMacintoshの開発で求めることを述べるのはけっこうおもしろい。
@seki_takanao あれ16:30過ぎてもなんも言われなくない?何時まで居て言われないのか不明だけど。地下は使えるようにしてほしいよね。
ちりめん絵、この川上宏氏が異常な情熱をもって収集・研究していて、把握はしていたけど、なんとなく調べかけていたけど、そんな重要ではないだろと思っていた。それが、ゴッホがちりめん絵の皺が作りだす色の輝きを、自身の絵のマチエールを使って色の世界を構築したか、資料で検証されてみると、もう無視できぬ流れだ。
https://note.com/kawakamihiroshi/n/nbf9cbf7801ff
https://note.com/kawakamihiroshi/n/nbf9cbf7801ff
予想を裏切ってめちゃおもしろかった。ゴッホとマティスが「ちりめん絵」という浮世絵をしわくちゃに加工したおもちゃみたいなやつに影響を受けていたという話、マユツバだとおもっていたけど、まったくそんな疑義を吹き飛ばす説得力だった。著者のゴッホのインパストについての技術的理解は、ちりめん絵の皺の立体性を取り入れようとして、あのようなタッチをつくりだしたというもので、かなり説得的な説だ。
ゴッホを育てマティスを生んだちりめん絵
https://amzn.asia/d/6i8rlHf
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英国大使、長崎平和式典を欠席 イスラエル不招待を問題視(共同通信)
「夜のカフェ」とかも、明暗法はつかっていなくても明確に明暗を作っている
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7
「タンギー爺さん」とかは影を作らない。レンブラントの暗い「ラザロの復活」のオマージュも、影を排除しているのはわざとだろう。光の表現に着目して整理すれば、彼の絵から「西洋的なもの/日本的なもの」という観念を引き出せそうな気がするんだけど、とはいえラザロの復活が日本的かというと疑問ではある。このへん丁寧に読解している人の論考を読んでみたい。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%9C%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7
「タンギー爺さん」とかは影を作らない。レンブラントの暗い「ラザロの復活」のオマージュも、影を排除しているのはわざとだろう。光の表現に着目して整理すれば、彼の絵から「西洋的なもの/日本的なもの」という観念を引き出せそうな気がするんだけど、とはいえラザロの復活が日本的かというと疑問ではある。このへん丁寧に読解している人の論考を読んでみたい。
いま読んでる本で、ゴッホの「種まく人」について、「彼にとってはこれが日本的な色調だったのだと思われる」というような記述があるんだけど、浮世絵の影響で画面から影を排除しているんだからゴッホにとって「日本的」な風景はひたすら光に満ちたものであるはずで、逆光を選んでいるのは彼にとってまさに「日本的ではない」表現にほかならない。ミレーの主題の神話的暗さも「日本的なもの(ゴッホにとっての)」からかけはなれている。
https://www.vangoghmuseum.nl/en/collection/s0029V1962
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あ、ヴェルクマイスター・ハーモニーのブルーレイでるんか
https://amzn.asia/d/hmEbfNn
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バングラデシュで何が起きているのか 識者が指摘する積年の課題とは(朝日新聞)
https://digital.asahi.com/articles/ASS7T33Y2S7TUHBI012M.html?ptoken=01J4H6XPJX63S87YRR4SNZ7CS6
8月6日 21:06までのプレゼント記事。
「立教大学の日下部尚徳准教授(バングラデシュ地域研究)」へのインタビュー。世界各地域についての研究者がいるありがたさよ。
「日本はバングラデシュにとって最大の途上国援助(ODA)供与国」であり、「日本の継続的な支援が現政権の統治基盤を間接的に強化しているという見方も」あるとのこと。
ミャンマーもそうだけど、日本も深く関わっている、ということは意識しておこうと思う。
東大から83人連名って凄い。
9/1に向けて後押しせねば🔥
「虐殺問題を研究する外村大(とのむら・まさる)教授(近代日本史)ら83人の連名。」
「外村教授は都庁で会見し、外国籍や海外にルーツを持つ住民が増えている現状を踏まえ『行政も過ちを犯したが、そうならないように取り組むというメッセージを出すことに意味がある』と訴えた。」
https://www.tokyo-np.co.jp/article/345496
おもろかった。短編アニメみたいな仕上がり。https://to-ti.in/product/bonnokuni