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tenjuu99(天重誠二) | @tenjuu99@pleroma.tenjuu.net

読書、プログラミング、登山、ランニング、美術など
いろいろ雑につぶやいていますが、最近は浮世絵について調べています

織田の個人主義みたいなものは、額面どおりの個人主義というより、「原爆体験をみんなの共有の体験」とするというような操作によって個人の経験の固有性が捨象される、みたいなところにあるとおもう。「唯一の原爆被爆国」という言い回しも「日本」という回路を通さないとでてこないのだけど、それは原爆体験へのそれぞれの距離を捨象している。丸木夫妻が批判されるのはそうした理由であったとおもう。

@miyarisayu うーん、なんていうか、個として作品と対峙せよ、みたいな感じなんですよ。幻想を何も共有しない人たちとの間で生じる奇跡的な交換行為、何の根拠もない賭けとして作品経験がある、という感じ。

@miyarisayu あと、ちょっとおもしろいので、織田の「タブローの物象化」批判についてついでに書いておきますね。
織田に言わせれば、本来タブローは、物々交換のような、違う精神と違う精神の間の、そのつどそのつどの賭けのような、何の根拠もない賭けのようなものとしてあるはずなのに、物象化されてしまっている、と。
たとえば、ピカソの絵には、美術史的にこういう意味があるというように権威のある美術史家によって解説されたりする。そうすると、自然と誰もがピカソの絵にそういう意味を読みるようになる。それが、織田がいう「タブローの物象化」。
つまり、織田が理想とする本来の芸術のあり方というのは、何か固定的な決まった意味が作品にあるのではなくて、そのつど絵を見る人が意味を読み取る賭けのようなものとしてある。安定した場所などは、どこにもない。だから、「ピカソ絵にはこういう決まった意味があるよ」とかは、織田に言わせれば、「物象化」であって、本来はそうあるべきではない、と。

11/2
ポスト・ポリティクス ━━ 織田達朗の「戦後」
https://arttrace.org/post_politics/

にわかに盛り上がる織田達朗界隈

原爆の図の政治的影響については織田の観点は間違っていないと思うが、実際の絵については、自分が鑑賞した経験から得られたものとは異なっていた。絵を見るわたしは被害者の位置から共感するのではなくて、加害者の位置に立っていると思ったのだ。赤子を焼き殺しているのは自分だと思った。それは報道写真などで見るパレスチナの子供たちを思い出すからというのもある。
屏風は大きく空間を開き、間近に迫ってくるが、敷居は存在する。被害者の姿だけを取り扱う作品は、原爆の図に限らずたくさんあるだろうが、それぞれの作品形態が何をもたらすのかというのは興味深い問題だと思う。

引き続き、署名・賛同を募っています✊🏼

今年、外国籍の人々の在留資格を取り消しやすくする「永住許可取り消し法」が成立してしまいました。当事者たちの要望に賛同する署名に、ぜひご協力ください。
【署名】「帰る国」のない若者の永住許可を取り消さないで!https://www.change.org/eiju_kyoka

相馬千秋さんがパレスチナの劇場存続のクラファンを始めたとのこと🇵🇸🇵🇸🇵🇸

(大事なお願いです/拡散希望)
パレスチナの劇場・映画館、アルカサシアターの存続危機を救うクラファンを本日から開始します。パレスチナで文化芸術の灯が消えないために、41日間、日本からできる最大限の応援を集めたいと思います。皆様、どうかお力をかしてください。(引用略)

https://readyfor.jp/projects/alkasaba-theater

Ruby on Rails のリファクタリングをしたいという奇特な人いないかな

これはおんがくのうた、Apple Musicで聴けるようになってる!
https://music.apple.com/jp/album/これはおんがくのうた-single/1774329181

戦争してる場合じゃないし、西側諸国は白人であることにあぐらかいてる場合じゃない。日本は名誉白人ズラしている場合じゃない。
ここに「イラン、エジプト、アラブ首長国連邦」が加わった意味を考えろー。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241022/k10014615751000.html

《弘兼さんは21日、朝日新聞の取材にも裏付けが不十分だったことを認めた上で、「報道として出したわけではなく、ストーリーの1コマのつもりだった。このようなことになって残念です」と話した。》

↑「このようなことになって残念です」は、どちらかというと迷惑をこうむった側が怒りを抑えつつ穏やかに表現するときに用いる言い回しな気がするが、デマを吹聴した張本人がいい歳して恥ずかしい〜
それに「報道として出したわけではなく」もなかなか斬新な申し開きである。
私も万一投稿が炎上した場合使わせてもらうかな

漫画「島耕作」で辺野古抗議活動に「日当」表現 講談社がお詫び:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASSBP2QF5SBPUCVL03FM.html

社外取締役島耕作
STEP 63 What’s My Age Again?
あらすじ
(2/2)
Eパート:
石灰岩の説明をしていた人物が、セメント業界の社長だか会長だかであることが明らかになる。島は「国分君」(うろ覚えだけどメインキャラの一人だったような)に、この会社の社外取締役になってはどうかと勧め、その社長も「お願いしますよ」と。国分は「私でよければぜひ」と快諾。島は「よかった! 沖縄にやってきてすべてうまくまとまった」と満足。
F
国分が「まとまったのはもうひとつあります」と。彼は同席している現地女性(アルバイト云々の話をした人物)と昨夜「一夜を共にしてお互い人生最後の恋に落ちた」と告白。二人は結婚することに。
「あれれ、お二人とも固まってしまったわ」
「セメント業界の人だからしょうがないか」

ちゃんちゃん。

ま、リテラシーが少しでもある人間なら、この凡庸で気の抜けたストーリー展開が、いかに沖縄を蔑ろにしているか、今更説明する必要もないだろう。

社外取締役島耕作
STEP 63 What’s My Age Again?
あらすじ
(1/2)

Aパート:
沖縄を訪れている島耕作の一行は、朝ホテルを出発し、午前中ひとしきりゴルフを楽しんだ後、ビールで乾杯となる。そこは海に面したテラス。島が「あそこに見えるのは何ですか?埋め立て工事?」と尋ねると、同席していた現地の女性が米軍の辺野古埋め立て地だと答える。「あ あそこが辺野古か」と島。
B
で、問題の場面。島らとのやり取りの中で、女性は海上の小船が「反対派の抗議船を監視しているアルバイトの漁船」だと説明し、ついでのように「抗議している側もアルバイトでやっている人がたくさんいますよ 私も一日いくらの日当で雇われたことがありました」と語る。
C
島の「抗議活動をしている人達の中には県外から来る人もあると聞いたことがある」という言葉を受けて、女性は「反対する人が多い理由のひとつに基地移転によってサンゴ礁などの生態系が破壊されるのではないかという懸念があります」と答える。
D
以後、話題は辺野古を離れて、日本の国土のほどんどがサンゴ礁が変質した石灰岩でできているという話題に移る。
(続く)

島耕作のモーニンング今週号掲載分のエピソードを通読して思うのは、そこに匂い立つえもいえないイヤらしさが、弘兼憲史個人の意図を超えて、図らずも我々のイヤらしさを表現しているということだ。今回起きたことは弘兼個人の罪にとどまらず、我々ヤマトの罪だとひとまずは言っておく。
その意味で自分が手にしているモーニング2024年10月31日号は永久保存版である。

モーニング編集部の謝罪文、伝聞だけで描いたことは謝罪しているけど、問題になった内容がデマである可能性については全く触れず、「複数の県民の方から聞」いたということを、むしろ強調さえしているのがなかなか趣深い。
単行本での内容の修正の方向性も書かれていないところをみると、伝聞という形に直すだけという可能性も残ってそう。その気になれば修正可能であろう(大変だろうけど)電子版もそのまま、というのも、まあ、そういう受け止めなんだな、という印象になってしまう。

https://morning.kodansha.co.jp/news/5670.html

そういえば最近の生成AIみたいな流れとサブサンプション・アーキテクチャとの理論的関係ってあるのかな。まあ「どっちも思考はしていない」くらいしか共通点ないかもだけど。

@pokarim そういう話したかったです...

うーん...

おわびでたけど、これスルーする編集部どうなんかね。
https://morning.kodansha.co.jp/news/5670.html

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