日本の美術館を支えてきたのは一族経営と税金。もっとも、それ以外の形態がどれだけあるかわからないけど。
で、こういう地元の名士的な活動としての美術館建設が、海外のファンドからすれば何の意味があんのって話がたぶん今回の件じゃないかとおもう。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B9%E4%BA%8B%E4%BB%B6
このブルドックソース事件は敵対的買収に対抗した株式戦略をとったのが、最高裁で合法と認められ買収には失敗したのだけど、この記事ではアクティビストの前例として語られている。これは、アメリカ型資本主義による経済的な植民地主義であるように見える。
この記事の記述によれば、アベノミクスというのはまさにこの海外資本の受け入れによって、こうしたアクティビストファンドの活動を積極にし、株主にとっての企業価値の向上を目指す改革だ。金融ビッグバン以降の流れだとはおもうけど。
これはDICに対して「物言う株主」として行動するファンド(アクティビスト)の中の人の記事だけど、いろんな意味で興味深い。 https://ethicalboardroom.com/from-polar-bears-to-penguins/
アジア全域で、少数株主は経営陣や株主同士を引き合わせるための発言力を見出している。 低いバリュエーションと最適とは言えないバランスシートに誘惑されたとはいえ、コーポレート・ガバナンスの不備、インサイダー取締役会、同族またはグループ支配の株主構造、頻発する企業スキャンダル、透明性の欠如などの理由から、アクティビストは長い間アジアを避けてきた。
で、これがアベノミクス以降にアクティビストたちが日本含むアジア市場で積極的な展開を見せ、コーポレートガバナンスや株主利益の改善提案を含む活動をしている。DICはこの流れでアクティビストに眼をつけられた。
https://collection.nmwa.go.jp/DEP.2022-0023.html
https://x.com/alto_va/status/1828833342772707838
https://x.com/pino6tsubuiri11/status/1829146592034890064
なんかタイムリーなの来てた。
イングランド芸術評議会(ACE)ら、博物館コレクションの非倫理的な売却に関する共同声明を公開(カレントアウェアネス・ポータル)
https://current.ndl.go.jp/car/224792
声明本文はこちらに。
Joint statement on Unethical Sales from collections
https://www.artscouncil.org.uk/supporting-arts-museums-and-libraries/supporting-collections-and-cultural-property/disposal-collections/unethical-sales-collections
…?
フォートナイトにマツケン参戦 「皆さんとサンバを踊れることを楽しみにしている」 - ITmedia NEWS https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2408/30/news129.html
///33333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333333-g=-[=. · Issue #3909 · redis/redis · GitHub
https://github.com/redis/redis/issues/3909
思い出すシリーズ
まあやっぱりそのくらいか〜
一斉に現金化できるとは限らないのと、海外の金余り状態が美術品の暴力的なまでの価格暴騰を呼んでいるので、景気後退フェーズがちらつくと、この価格帯の作品は売りづらそうだな。ニューマンのアンナの光が100億円だったことを考えると、ロスコルームのロスコ作品群だけで時価は200億とかもっといくだろうけど、景気よければ買い手はいくらでもついても、景気悪くなるとこの金額はたぶん手がでない。