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tenjuu99(天重誠二) | @tenjuu99@pleroma.tenjuu.net

読書、プログラミング、登山、ランニング、美術など
いろいろ雑につぶやいていますが、最近は浮世絵について調べています

「わたしはシスでヘテロで日本人です」と自身を呼んでしまえば、そのことがまさに自身をトラブルから遠ざけ、安定した構造のなかに配置してしまう、いやマジョリティとはまさにそうして安心を得るものなんだ
バトラーがジェンダーとセックスの非連続性を主張するのは、バトラー自身がジェンダーのトラブルにみまわれたからだろうし、人をトラブルに巻き込むものでもあるんだろう
だいぶジェンダー・トラブル読んでみようという気になったけどたぶん挫折する

『バトラー入門』読みおわった、めちゃくちゃよかったです。
自分は自身のジェンダーについて疑問に感じたことがなく、そういったアイデンティティへの疑問のなさはマジョリティの意識そのものなんだけど、この本は自身のマジョリティ性を揺さぶるものがあった。自分のマジョリティ性にもまた疑問をつきつけられる。この本で藤高さんがバトラーの戦略として取り出そうとしているのは、そういうものなんだとおもう。

『バトラー入門』のクィアポリティクスの箇所を読んで、やっぱり最近の運動について考えていて、やめたほうがいいなとおもったのは、たとえば「左派」というアイデンティティだなと。「左派」という語はそれ自体内包を持たないけど、パフォーマティブに「左派でないもの」をつくりだしてそれを排除することによってのみ「左派」という集団的なアイデンティティを作り出す。これはバトラー入門で語られているクィアポリティクスとちょうど逆だとおもう。
自分が最近の流れで強い拒否感があったのはこれだったんだなと理解できた。

"emergent coalition" で検索したらこの論文がでてきた。これはバトラーが言っているのとたぶんおなじような組織化のことを言っているとおもうけど、「創発的連帯」としている。

脱国民化された対抗的公共圏の基盤
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsr/60/1/60_1_124/_article/-char/ja/

『バトラー入門』p.229 で "emergent coalition" を「とりあえずの連帯」と訳しているけど、「創発的な連帯」なんじゃないのかな。文脈的にも、最初からアイデンティティの同一性によって統合された連帯と対比された、アイデンティティを根拠とせず「連帯の集まりの形態や意味はその達成に先立っては知りえない」ような連帯のことだから、emergent は創発のことを言っているとおもう。

@hidetakasuzuki 鉄骨渡り、まじで素晴しいので是非
再読したくなってきた

@hidetakasuzuki
天空を行く一人一人 57億の孤独......!!
インターネット、こういうことなんですよ

@hidetakasuzuki 鉄骨渡り

@hidetakasuzuki カイジの鉄骨渡り的な?

蓮舫さんのインスタライブのアーカイブ、よかった
https://www.instagram.com/p/C9XIeG-y2-N/

『バトラー入門』読みやすくておもしろいし学びがある

自分のサーバーに届いていない投稿あるな...

お菓子も明治を買うかとおもったけど、チョコレート中心でスナック菓子はカールだけなのか。きのこの山たけのこの里にした。

人間がある行動をとるのは、それに対応した内面的な意思があるからではなくて、その行為が周囲から承認されているから

他人の内面とか思考とか能力(バカとか賢いとか)とか、ある行動からそういうのを外から仮定しても、そんなものがあるかどうかもわからない。

「ミソジニーの内面化」という言い方、ある行為の原因に人間の内面を仮定する点で筋悪な議論だと思っており、むしろあるコミュニケーション装置群がいかにコミュニケーションをミソジニックな様態にするかを検討したほうが意味のある議論になるんじゃないかと思う

政策も実行したかどうかが重要なわけでもなく、実行してどうなったかが重要だと思うんだけど、やっぱりここ数年の立民とか野党からはビジョン見えなくて、選挙にどう勝つかばかり言っていると感じる

そもそもマニフェストいるのかと思ってる
半期くらいの事業計画とかも様々な理由で途中で変える
やってみないと計画と現実のギャップがわからないのだから、計画をガチガチにしてしまうとその遂行に現実的諸条件を無視してしまう
投票行動で政策みないのはそういう意味で妥当で、大まかなオリエンテーションと軌道修正できる柔軟性があるかのほうを気にする

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