荻上チキ・Session (3) | TBSラジオ | 2024/07/08/月 20:00-21:00 https://radiko.jp/share/?sid=TBS&t=20240708203112
リベラル派の選挙戦での(というより普段からの)SNSの活用方法については、「それじゃダメだよ」と常々思ってて、それは何憲民主党だか忘れたけど何度か呼ばれてそのサポーターとか支援者の人とかにレクチャーもしたんだけど、概ね何も通じなくて「いつもの自分たちのやり方」に流れていったので「そのやり方がいいんならそれでもいいけどその結果はこの程度よ」って思いながら今回の選挙戦も俯瞰してる。
失敗したのを誰か他の人のせいにしたいのはわかるけど、自分たちのやり方がまずいことに、そろそろ気づいたほうがいい。
背後に財界の存在を仮定しても、自民を支持する系統の財界と対立関係にあり云々というようなどうでもいい話しかでてこないのだけど、あるとしたら新興企業系統の資本と経団連の対立関係とかそういうことで、そういうところが動くのであれば隠れている意味がない(新興企業系資本が石丸のようなアホを立てるとおもわないけど)。
旧来の財界でなにかしらよくわからない対立関係があり云々という話になると、どうやっても陰謀論しかでてこない。
「おわり」と書いたけど続けます。東京都知事選挙について。
蓮舫氏について社会や有権者のあいだに女性嫌いやミソジニーがあるから票が集まらなかったのだという投稿もよく見かけるけど、これも事実に反するよね。だって、当選した小池百合子氏は女性だし、男性の石丸伸二氏よりも126万票も多く得票しているし蓮舫氏の2倍以上も得票しているのだから。
応援している候補者への支持が広がらなかったり票が集まらなかったり落選をしたりしてくやしいのはわかるけど、現実から目を背けて誰が見ても明らかな事実に反する陰謀論に走るのは絶対にやってはいけないこと。
東京都を含めた日本社会に女性嫌いやミソジニーがあることは事実だろうけど、そうした差別や偏見を持った有権者は蓮舫さんだけでなく小池さんにも投票していないはずだから、落選した蓮舫氏への票が当選した小池百合子氏よりも少なかった原因は女性嫌いやミソジニーではなくもっと別のことにあるはずで、そのうちの一部は蓮舫氏個人の魅力の問題だろう。すなわち、「女性だから」ではなく蓮舫氏が嫌いという人がいたということであり、それは小池氏が嫌いという人がいるのと同様。(つづく)
“Tsundoku,” the Japanese Word for the New Books That Pile Up on Our Shelves, Should Enter the English Language
https://www.openculture.com/2024/07/tsundoku-should-enter-the-english-language-now.html
https://x.com/lawkus/status/1810270629796680093
髙島屋京都店美術画廊で7.3〜8に開催された松平莉奈「天使・花輪・ケンタウロス」展。
関西や東京で個展に限らず精力的かつ多角的に活動を繰り広げている日本画家の松平莉奈(1989〜)女史ですが、意外にも百貨店での個展は今回が初めてとなるそうです。やっぱり日本画家は百貨店で個展を開いてナンボなところがありますから(←ド偏見)、松平女史もついにその閾に到達したかと、以前から何度か個展やグループ展で作品に接してきた者的には思うところ。
それはさておき、今回は「天使・花輪・ケンタウロス」という展覧会タイトルそのままに、これらを主題として描いた新作絵画が主に展示されていました。日本画を基礎にしつつ、そのメチエ自体の歴史性(いわゆる「日本画の制度性」と雑に呼ばれることになるアレ)を現実の歴史と積極的に交錯させていく──近世におけるキリシタンや戦前における図画工作教育などが俎上に乗せられることになる──ところに松平女史の独自性があるのですが、迎えた今回の個展では天使をモティーフにした作品にそれを見出すことができます。そこでは天使はキリスト教における宗教画のというより、どことなく古代オリエント文明の、ことによってはシンクレティズム的な風土から生まれたようなテイストを見る側に抱かせるものとなっている。かかる天使の絵柄(絵柄?)がペルシアからシルクロードを経て奈良時代の日本に至ったことを勘案すると、松平女史がここでかような絵柄の天使を描くことで何を射程に入れようとしているかについて、一定の見通しを得ることができるでしょう。
ていうか自分がいま松方幸次郎の伝記読んでるのはこれが理由なんだな...。
https://www.digital.go.jp/policies/priority-policy-program/