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tenjuu99(天重誠二) | @tenjuu99@pleroma.tenjuu.net

読書、プログラミング、登山、ランニング、美術など
いろいろ雑につぶやいていますが、最近は浮世絵について調べています

自分もだいぶ分裂しているし、ウザいとおもう人がいるのは理解している

20%フォロー便利そう

というか、フォローしてない人の投稿もフィードで流れてくるっていうならそもそもの「フォローする」というbooleanをもうちょっと豊かなパラメーターにしたいんだよなあ。人間的には尊敬してるけどSNSの使い方は正直ちょっとウッとなってる人に対して、20%フォローとかしておくと適当に間引いてくれるとか

@imdkm 関節の動きは関節につながる筋肉の伸縮によりますが、関節の可動部を一番奥まで曲げてみたとき、どこかの筋肉が収縮しているはずです。痛みが発生するのがだいたい筋肉が縮んだとき(力を入れている状態)で、テーピングの役割は筋肉が収縮しすぎなくても関節運動を支えることにある、と理解しています(素人理解ですが)。

めちゃくちゃ良かった。
ぼくはエンジニアではないけど、こういう仕事人を心から尊敬するな。
かっこいいぜ

https://speakerdeck.com/naoya/20230227-engineer-type-talk

Twitter ってしばらく離れてるとなにやっても読まれないな

設計組織の構造がシステムコンポーネントの構造に反映されるのは、設計情報がコミュニケーションしやすい場に集約され、設計組織を分割すれば他の設計チームとのコミュニケーションは少なくなるのは自明で、それが組織とシステムが似るということの意味。解決策は読んだらわかったけど、コミュニケーション構造を柔軟にすること。

コンウェイの法則の原文読んだら、設計組織のサブグループ化が、サブグループ間でのコミュニケーションの難易度を上げ、それがシステムにおけるサブシステム化として反映される(コミュニケーションをとりやすいメンバーと情報のやりとりをするのでそれはそう)、という話なので、逆コンウェイの法則(システムコンポーネントの構造に組織構造が似る)というものがあるわけがないんだよな。

万博の責任主体は誰って猪瀬に突っ込みまくってて、これは東浩紀すごい
https://www.youtube.com/live/gVP9UbMiMyk?feature=shared

I'm tired of hearing about AI, to be honest. I never cared for it. I don't respect people who use generative AI, and I despise companies that sell out people's data to train it. Yes, people will lose jobs to it, but the world will not be better for it. It's just that consequences are rarely immediately apparent in such complex systems.

この「給料が低いのはマークアップ率が低いから(付加価値率が低いから)」とか、典型的に因果関係を逆転しているんだよな。マークアップ率はつねに指標でしかない。マークアップ率を上げたいだけならコストカット=給料を低下させればいいし、海外の安い労働力にリプレイスすればいい。
https://twitter.com/moro_1con/status/1762716240899154159

やっぱり、新しい資本主義は労組の弱体化と雇用規制撤廃が目的なんだろうな。あと「能力に見当った賃金」というイデオロギーを浸透させることで貧富の差を肯定すること。デタラメを述べている理由がそれ以外見当らぬ。

先にもあげた内閣府の資料のほうは(「新しい資本主義」会合のデタラメ資料とは違って)、かなり丁寧に調べられており、おもしろかった。
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je23/h03-02.html

「2 マークアップ率と企業行動」には、マークアップ率の高い企業の特長として、「研究開発や人的資本など、無形試算への投資」をしていること、積極的な輸出などがあると書かれている。

デフレとの関係で述べている箇所はとくに興味深いけど、長期デフレ下の日本では、価格上昇に消費者が敏感で、競合にシェアを奪われることを恐れ価格上昇に踏み切れないことが続いてきた。これが価格支配力が弱いという状態で、この場合コスト切り下げ圧力になり、賃金上昇が停滞してきた理由でもある。
マークアップ率が高い企業が研究投資や輸出などの行動をしているのは、それが価格支配力を高めるからで、市場に競合が少ない状態では価格転化させやすく、その分給料水準も高くなる。
もちろん、マネージャーの給与水準との相関関係があるなどのどうでもいい話は書かれていない。

先の内閣府の資料を読めば 、「新しい資本主義」会合の「デジタル化によって失業リスクがある」というのもどうみても嘘で、本当のところは、価格競争によるコスト削減圧力から失業のリスクがある(海外労働力への転化)というものだろう。
まあ、でも「新しい資本主義」がなにをしたいのかまじでよく理解できたが...。

製品差別化によってマークアップ率の上昇を果たした企業群のマネージャー寄与度を評価してほしいが、「新しい資本主義」の資料にそれが見えないのも、数字の魔法に見えるところ。

https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je23/h03-02.html

マークアップ率の動向を我が内閣府が解説しておられる。

そりゃそうだろうとおもったけど、「マークアップ率の上昇」は一般にコストを下げることで成り立つわけで、人件費が高いから海外にでる(引用箇所では製品差別化も重要な要素だが)。「マネージャーの能力がマークアップ率の上昇の原因」なんてどっからどうみても欺瞞でしかない。市場競争力を高めようとすればコストを削るのが妥当なわけで、どこから削るかって人件費から削ってですね。いまは解雇規制あるから削れるコストにも限界があって、これが邪魔だと考える連中がいるって話じゃないですか。

製造業では輸送機械や一般機械などの加工業種で製品差別化によって高い付加価値を生み出す企業が多いことや、Hosono et al. (2022)が対外直接投資による海外生産の拡大が製造業の親会社のマークアップ率を上昇させることを示しているように、アジアを中心とした生産工程の分業化によってコストの低下が図られていることなどが背景にあるものと考えられる

これ資料読んでみているけど、まじで「マークアップ率(販売価格/コスト比)とマネージャーの給与水準の相関」ってただの手品っぽいな笑
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai24/shiryou1.pdf

この「マークアップ率」という概念、コストを分母、販売価格を分子とする値で、コストが低く価格が高いほうがいい(=生産効率が高い)わけだけど、「マネージャーの給与とマークアップ率が相関する」というとき、このマネージャーがどうやってコスト削減を実施しているかというのが問題になる。

労働者の賃金を下げれば費用対価格の比はそりゃ上がるだろうし、ようするに賃金格差を作れば作るほど「マークアップ率」なる指標は上昇するんじゃないのという話で、ここから「マネージャーの給料が高いと生産効率が高くなる!」と結論するの相関と因果のとりちがえだとおもうんだけど。

https://twitter.com/tokoroten/status/1762466226037813513

https://twitter.com/tokoroten/status/1762466226037813513 こちらの一連のスレッドでところてんさんが会合資料の読解をしていますが、おおむね以下のような想定のようです。

  • マネージャー層の賃金(賃金格差)と生産効率は相関する(ここで生産効率とはコストに対する商品価格の比率で、低いコストで高い金額の製品を生産できれば生産コストが高い)
  • 生産効率を上げられないホワイトカラー層をブルーカラー層にキャリアチェンジ(ブルーカラーはかならずしも肉体労働を意味せず、IT技能をもった現場職を想定)
  • 上記人材を別産業の労働需要があるところに転職させる

ところてんさんは肯定的に読んでいますが、実際の効果として、産業別労働組合が弱体化することは間違いないし、また、賃金格差を作りだすことが明示的な意図として語られており、おそらく労組を困難にするとおもいます。
労働者の「リスキリング」が上手くいって有能なブルーカラー労働者となるという保証は弱く、転職が成功する事例は能力によることになるわけだから(キャリアの途中で方向転換できるのはそもそも能力が高い)、失敗事例は貧困層となることが予想されるうえ、「給料は能力次第」という言説が罷りとおることになるだろう、ということが自分が想像したところです。
また、現状の解雇規制からは実現不可能な施策であるので、「能力次第」という言説を先にバラまいて解雇規制へのネガティブキャンペーンなどが、どこかではじまるのだろうなという想定ではいます。

Vivaldi いきなり落ちて書いてた長文消えた

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