というか、フォローしてない人の投稿もフィードで流れてくるっていうならそもそもの「フォローする」というbooleanをもうちょっと豊かなパラメーターにしたいんだよなあ。人間的には尊敬してるけどSNSの使い方は正直ちょっとウッとなってる人に対して、20%フォローとかしておくと適当に間引いてくれるとか
めちゃくちゃ良かった。
ぼくはエンジニアではないけど、こういう仕事人を心から尊敬するな。
かっこいいぜ
https://www.youtube.com/live/gVP9UbMiMyk?feature=shared
I'm tired of hearing about AI, to be honest. I never cared for it. I don't respect people who use generative AI, and I despise companies that sell out people's data to train it. Yes, people will lose jobs to it, but the world will not be better for it. It's just that consequences are rarely immediately apparent in such complex systems.
https://twitter.com/moro_1con/status/1762716240899154159
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je23/h03-02.html
「2 マークアップ率と企業行動」には、マークアップ率の高い企業の特長として、「研究開発や人的資本など、無形試算への投資」をしていること、積極的な輸出などがあると書かれている。
デフレとの関係で述べている箇所はとくに興味深いけど、長期デフレ下の日本では、価格上昇に消費者が敏感で、競合にシェアを奪われることを恐れ価格上昇に踏み切れないことが続いてきた。これが価格支配力が弱いという状態で、この場合コスト切り下げ圧力になり、賃金上昇が停滞してきた理由でもある。
マークアップ率が高い企業が研究投資や輸出などの行動をしているのは、それが価格支配力を高めるからで、市場に競合が少ない状態では価格転化させやすく、その分給料水準も高くなる。
もちろん、マネージャーの給与水準との相関関係があるなどのどうでもいい話は書かれていない。
まあ、でも「新しい資本主義」がなにをしたいのかまじでよく理解できたが...。
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je23/h03-02.html
マークアップ率の動向を我が内閣府が解説しておられる。
そりゃそうだろうとおもったけど、「マークアップ率の上昇」は一般にコストを下げることで成り立つわけで、人件費が高いから海外にでる(引用箇所では製品差別化も重要な要素だが)。「マネージャーの能力がマークアップ率の上昇の原因」なんてどっからどうみても欺瞞でしかない。市場競争力を高めようとすればコストを削るのが妥当なわけで、どこから削るかって人件費から削ってですね。いまは解雇規制あるから削れるコストにも限界があって、これが邪魔だと考える連中がいるって話じゃないですか。
製造業では輸送機械や一般機械などの加工業種で製品差別化によって高い付加価値を生み出す企業が多いことや、Hosono et al. (2022)が対外直接投資による海外生産の拡大が製造業の親会社のマークアップ率を上昇させることを示しているように、アジアを中心とした生産工程の分業化によってコストの低下が図られていることなどが背景にあるものと考えられる
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai24/shiryou1.pdf
労働者の賃金を下げれば費用対価格の比はそりゃ上がるだろうし、ようするに賃金格差を作れば作るほど「マークアップ率」なる指標は上昇するんじゃないのという話で、ここから「マネージャーの給料が高いと生産効率が高くなる!」と結論するの相関と因果のとりちがえだとおもうんだけど。
https://twitter.com/tokoroten/status/1762466226037813513
https://twitter.com/tokoroten/status/1762466226037813513 こちらの一連のスレッドでところてんさんが会合資料の読解をしていますが、おおむね以下のような想定のようです。
- マネージャー層の賃金(賃金格差)と生産効率は相関する(ここで生産効率とはコストに対する商品価格の比率で、低いコストで高い金額の製品を生産できれば生産コストが高い)
- 生産効率を上げられないホワイトカラー層をブルーカラー層にキャリアチェンジ(ブルーカラーはかならずしも肉体労働を意味せず、IT技能をもった現場職を想定)
- 上記人材を別産業の労働需要があるところに転職させる
ところてんさんは肯定的に読んでいますが、実際の効果として、産業別労働組合が弱体化することは間違いないし、また、賃金格差を作りだすことが明示的な意図として語られており、おそらく労組を困難にするとおもいます。
労働者の「リスキリング」が上手くいって有能なブルーカラー労働者となるという保証は弱く、転職が成功する事例は能力によることになるわけだから(キャリアの途中で方向転換できるのはそもそも能力が高い)、失敗事例は貧困層となることが予想されるうえ、「給料は能力次第」という言説が罷りとおることになるだろう、ということが自分が想像したところです。
また、現状の解雇規制からは実現不可能な施策であるので、「能力次第」という言説を先にバラまいて解雇規制へのネガティブキャンペーンなどが、どこかではじまるのだろうなという想定ではいます。