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tenjuu99(天重誠二) | @tenjuu99@pleroma.tenjuu.net

読書、プログラミング、登山、ランニング、美術など
いろいろ雑につぶやいていますが、最近は浮世絵について調べています

はてブのクソ記事、問い合わせのつづきではてな社から連絡あったから、返信に「ホットエントリーに入っていないので笑っています」って返信したら、しばらくしてホットエントリーに入ってて笑ってる

正しい対応だ

何年も前から b.hatena.ne.jp は自分のPCからはアクセスできないようにしてある

記事がはてなのホットエントリーに入らないの笑うな

@shinpei0213 どう考えても、コメントモデレーション機能なんですよね。対応する気がないのははてな社が自由や言論を吐きちがえているからだとおもいますが。

はてブ擁護しようとする連中(というか批判を検閲とかいいなおしたり、誹謗中傷を寸評といいなおしたりする連中)がまだいて、どうしようもねーな。
https://x.com/search?q=%E3%81%AF%E3%81%A6%E3%83%96&src=recent_search_click&f=live

@shinpei0213 自分も、一件有効な批判があってそれは表示しておきたかったんですが、はてなの対応がクソすぎたので閉じました

インターネットで実際に訪れたのは集合知じゃなくてプラットフォームだったんだよな。

この号パラパラめくってると、なんというかめちゃくちゃポモいな...
https://www.ntticc.or.jp/pub/ic_mag/ic003/contents_j.html

ロドニー・ブルックスのインタビュー、1993年だった

InterCommunication とかではもっと前にこの周辺の特集がありそうだけど。サブサンプションアーキテクチャーの人にインタビューしてた冊子は持っている。

いま見ると「思想地図β vol.1」でパターンランゲージとかネットワーク科学の話してるの2011年だから10年より前だな

SNSが失敗したのは閉じていないというか境界線をもたないからで、科学コミュニティやOSSコミュニティは半分閉じて半分開いているという性質がある。たぶんこういうのが、「コミュニティが有機的に成長する」という特性のひとつとしてあるとおもう。

ポランニーの影響を受けて科学コミュニティ論を書いたのがトマス・クーンで、概念としてはやっぱりおもしろいとおもうんだけどなぁ。
創発とか集合知とかを、インターネットでどうやって知識を生みだすかという考えで言えば、ある程度成功したのはOSSというのはある(これもいまではあやしいところはたくさんあるけど)。SNSは完全に失敗した。

ノイズはたくさんあるけど、そのノイズをどう処理していくかは自己組織的に発達するって話になるけど、そんなに上手く行くのかっていうのはSNSが証明したのではないかとおもう(10年まえくらいにはSNSと自己組織化の話が真面目にされていた)

物質の振る舞いをたんじゅんにいくら集めてみても「生命」と呼びうる現象は発生しない。物質的な世界を越えたところになにかしらの秩序が成立していて、その秩序だったありさまを生命と呼んでいるけど、創発現象というのはそういうやつ

集合知と創発みたいなのは、ポランニーが『暗黙知の次元』で書いているけど、ポランニーの考えでは、科学コミュニティが知識を生みだす様が典型的な集合知。ポランニーの考えでは、科学的知識とは創発現象によって成立している体系であるはず。

サブサンプションアーキテクチャーとかも、出自としてはたぶん似ている

集合知って、個人のものとされてきた知能にたいして、複数の人間の相互作用によって知が創発するみたいな考えだから、モデルとしてはおもしろいとおもう
知能の座に自我とか置いておかなくてもいいのはけっこうおもしろい

集合知があんまり信じられなくなったの民主党政権の不信と足並みそろえている気はする
はてな村の住民もむかしは民主党支持層多かった印象がある

集合知って理念に意味がなかったとおもわないけど、いまはただの言い訳でしかない。
振り返られるべきだとはおもう。

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