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tenjuu99(天重誠二) | @tenjuu99@pleroma.tenjuu.net

読書、プログラミング、登山、ランニング、美術など
いろいろ雑につぶやいていますが、最近は浮世絵について調べています

地方だと男性もわりとそうだった気がする。

例えば、デザインの勉強がしたくて地元の社会人から上京して専門学校行って夢を叶えた友人がいるけど、地元をでる最後の最後まで、そんな仕事につけるのは一部の天才だけ(少し絵がうまいだけのあなたには無理)。と言われ続けていた。でも東京には普通にデザインの勉強してデザイナーになる人はたくさんいるんだよね。いや地方にもいるはずなんだけど、特に女性となると親が地元から出したくない、地元でデザインで食ってる女性がいないという理由でそんなのすべて絵空事だと大人も子供も思い込まされている。

小4のときに医者になりたいと言った女子のクラスメイトは「医者になるにはこの地域で1番頭がよくないと無理だ」と教師に言われていた。夢を叶えるプロセスよりもお前には無理だ諦めろという圧力をかけるのが地方の大人の役割。
QT: https://fedibird.com/@mizufox/112198666897302399
[参照]

https://www.jiji.com/sp/article?k=2024040200478&g=int

NGO外国人職員が死亡 イスラエルのガザ空爆で(時事、2024-04-02)
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「米ワシントンに拠点を置く国際NGO『ワールド・セントラル・キッチン(WCK)』は1日、パレスチナ自治区ガザで食料支援を行っていた職員『数人』がイスラエル軍による空爆で死亡したことを明らかにした。ロイター通信によると、死亡したのは5人で、英国人、オーストラリア人、ポーランド人が含まれている。」

他所の報道から、1名はパレスチナ人(通訳)。オーストラリア🇦🇺 政府の反応が早い。

「国境なき医師団』など国際NGO が犠牲になることは初めてではない、が「外国人」の死者は若干事情が異なる。英国、またEUはどうするのか。

参考: https://www.theguardian.com/world/2024/apr/02/israel-idf-air-strike-gaza-foreign-aid-workers-palestinian-translator-killed

めちゃくちゃおもしろかった。自分の調べている領域に対しては決定的な論考だ。
ファッション史的な視点ないと読めなそうな領域があるなーと薄々感じていたけど、資料をもとに、描かれた絵における女性と、当時のファッションの流行と、江戸期の衣裳研究の進展とを絡めて、読解がすばらしすぎる。

明治30年代に三越で継続的に小袖の展示があったが、天明年間を絶頂期とする先入観があったとするのはかなり興味深い。天明年間は狂歌を筆頭に文化が華奢を極めた時代であるから、という理由らしい。浮世絵の場合いまだに天明・寛政期を絶頂期とする歴史観が支配的で、たぶん大正期に確立されたものだと思っていたけど、もっと遡ることができそうである。

自分の現在の関心にめちゃくちゃ被っているので「近代における風俗史研究と美人画の着物」を読んでいるけど、うわーそこまで読解できるのかーと感動している
https://rekihaku.repo.nii.ac.jp/records/2000098

本物の(ってなんだという感じだが)研究論文を読むと、資料にたいする精度が自分みたいな素人と段違いに詳しくて感動するな

歴博、この論集が無料で提供されるのまじですごい
https://rekihaku.repo.nii.ac.jp/search?page=1&size=20&sort=custom_sort&search_type=2&q=1710984211764

https://www.apples4ceasefire.com/

アップルの(現&元)従業員有志が、クックCEO 及び重役連に対し、パレスチナ情勢について沈黙を続けることはジェノサイドへの加担であると指摘し行動を求める公開書簡。

参考:
https://www.palestineinamerica.com/blog/apple-punishes-workers-for-expressing-palestinian-identity-solidarity

Apple Punishes Workers For Expressing Palestinian Identity, Solidarity (Palestine in America, 2024-03-28)

アップルでも、パレスチナ支持のデモに参加した従業員が解雇されたり、クーフィーヤが「過度に政治的」で「職場環境を悪くする」と注意を受けたりしているという… 🔥


"原告となる医師が働く病院には以前、グーグルマップのクチコミ対策に取り組むという会社から資料が送られてきたことがある。 そこには病院のクチコミを印刷した紙が同封されており、「批判的なクチコミは採用活動などに悪影響を及ぼす」「クチコミの非表示化対策をおすすめする」などと有料サービスを紹介してきたという。 「クチコミを消せるのはグーグルか書き込んだ本人だけなので、第三者が消せるわけがなく、詐欺であることが明らかです」とその医師は指摘する" https://www.bengo4.com/c_23/n_17405/

@on1000mark 読んでないんですがたぶん加納実紀代『女たちの〈銃後〉』がそうではないかと
https://amzn.asia/d/gERMTXp

直接「国防婦人会」でなければ、『この国の芸術』に掲載されている、嶋田美子「なぜ私は「日本人慰安婦像になって」みなければいけなかったのか?」と、吉良智子「女流美術家奉公隊 ––帝国の女性アーティストたち」は同時期の女性問題について扱っていて、関心には沿うようにおもいます。嶋田さんの論考はとくにおもしろかったです。

「嶋田は「戦後生まれの日本人女性」という自らのポジショナリティに自覚的に制作を継続してきました。すなわち、彼女は「脱植民地化」には自己批判が必須であることを正しく認識していました。それがわかる作品が、《慰安の家》と同時期に作られ、日本人女性の戦争責任を考察した《白い割烹着》(一九九三)です。女性性(母性)の象徴である割烹着に身を包んだ女性の三枚の写真が配列されたコラージュです。その配列は、戦時中の日本人女性の対照的な、しかし本質的に連関した役割を炙り出します。  その三枚の写真は、台所で料理する主婦(左)、兵士を見送る国防婦人会のメンバーたち(右)、男性兵士から射撃を学ぶ女性(中)です。「国防婦人会」は、日本軍の支援を目的に一九三〇年代に設立された女性組織です。お気に入りのスローガンは「国防は台所から」。そのスローガンに表れているように、国防婦人会は様々な家庭内行為を政治化することを通して、日本の帝国主義的戦争を下支えしました。嶋田の《白い割烹着》は、日本人女性の侵略戦争への加担という共通の糸で三枚の写真を結び付けた作品です。」

—『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル (中公新書)』山本浩貴著
https://read.amazon.com/kp/kshare?asin=B089YND6HD&id=sua4qyegi5fd5fafrstc2hq2ea

図録2400円は良心的だ

これ見にいかなきゃな

版画の青春 小野忠重と版画運動
―激動の1930-40年代を版画に刻んだ若者たち―
https://hanga-museum.jp/exhibition/schedule/2024-540

吉原展についてのいいレビューだった
https://ankoromochi.net/dai-yoshiwara-ten/

浮世絵が江戸の庶民に愛された芸術だっていうとき、その「庶民」とは誰かってことは重要なんだけど、そういう問いはほとんど起きない

宅配サービスを一部地域とかで低予算で試験的にはじめてみて、その利用率を測るとか、利用しやすい環境を整えてから廃館にする、というのが筋ですよね。
システムを一気にリプレイスしたい!とか、全部作りなおしたい!みたいなのがだいたいうまくいかないのと同じ感じがする。

清瀬市の図書館が6館から2館に削減するという話について、野党系の市議の人が記事を書いている。
https://miyahararie.jp/information/533.html

とりあえず6館ある図書館を2館に削減する理由としては、来館利用率が低いという点にあり、市民が使いやすいように代替として宅配サービスを導入する予定だが、予算が足りないので館を縮小して予算を捻出する、という経緯であるらしい。

性急すぎると書いてある通りで、賛成する理由がないとおもう。
代替サービスとしての宅配利用によって利用率が上がるという確証がまったくないまま、先に館の縮小を決定するのが、順序としてダメだと思う。この廃館予定という議題さえ市民に周知できていなかったわけで、宅配サービスが利用しやすくなるような周知のしかたができるとおもえない。
「来館利用率が低い」ってことが問題なのではなく、今使っている人たちや、今後使いそうな人たちの想定ユースケースがどういうものなのかの検討が必要なんだとおもうけど、この記事からそういうのが検討されたようにもおもえないなぁ。

展示見た段階では、古田亮もどうしようもないかとおもったけど、図録を読みながらこっちはぜんぜんマシな認識だとわかった。田中優子はひどい。

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