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tenjuu99(天重誠二) | @tenjuu99@pleroma.tenjuu.net

読書、プログラミング、登山、ランニング、美術など
いろいろ雑につぶやいていますが、最近は浮世絵について調べています

こういうお粥みたいなレトリックによって消化するみたいなのいろんなジャンルでありそう。

記事に対する感想、「まるで生成AIに書かせたかのような無茶苦茶な代物だった」がおもしろいな。

ハイデガーが、ラテン語という共通言語的なものの登場でギリシャ的な意味が捨象されているみたいなのを思いだした。ハイデガーの場合は、ラテン語みたいな超民族的な言語に対する批判をいろいろやっているけど、この記事の場合は英語圏的世界観が日本語で書かれていることに特長があるような感じはする。英語圏文化の影響が強い現在の日本語圏で和製英語的な語がどう機能するか、気になる文章だった。

alternative rock って日本語文中に英語で書くと、たぶん「本場の」みたいなコノテーションがつきますよね。語の出典を詮索してみたり。これがカタカナで表記すれば差異を捨象することになる、みたいな特性がある。日本語文中にカタカナで通じそうな英語をわざわざ導入すれば、差異を強調する効果があり、逆に日本語話者に日本語で書くとこの差異が捨象され、それゆえ「精神性」という抽象をつうじて日本の4つ打ちロックも「オルタナティブロック」に回収される。ここで機能しているレトリックはなんかおもしろいな。

そういわれて記事を読んでみて、一貫して「オルタナティブ」とカタカナで表記されているのがめちゃくちゃ和製英語っぽくて「へぇ」ってなった。
たしかに記事中にアメリカ、イギリス、ヨーロッパなどの地域を表す文字がなく、「オルタナ」の本質が「精神性」とされることで、「日本で流行った4つ打ちロック」(唯一書かれた地域)もオルタナに分類される、というレトリックになっていてまたへぇ〜ってなった。

地域性を捨象して「ムーヴメント」や「ジャンル」を再定義してしまう(だいたいどちらも当初は地域性やコミュニティと関わっていることが多い)のが音楽メディアやジャーナリズムの機能なのかしらん。

日本から「オルタナ」を眺めたときに英米の差まで捨象されるのか……みたいな。いやざっくり紹介してるから省いてるだけというのはわかるのだが。

「概論」であって流れを教科書的にまとめるのが目的なのはわかるしそういう需要あるんだな~って思うけど、ローカル性を捨象してジャンルでくくって作品単位で語ってしまうことの功罪と考えざるをえないな。

杉本啓さんの本をパラパラ読んでいるけど、これすごそうだな。技術書の空気ではない感じがある。

ケガレって忌避感か

ある情報を瞬間的に「けがらわしい」と思ってしまうことあるけど、これなんだろうな

情報の客体化ってアーキテクチャの固定化を促すとおもうんだよな。ある種の客観的な正しさがあるのはわかるけど、その固定性がもたらすような問題がある。

業界慣習によって成立する語彙群も、主観の束みたいなものに還元されるわけでもなく、一種のプロトコルみたいなものになっていたりする

情報の声を聞くという話、どれだけ業界慣習がかかわるかみたいな話がけっこう気になるな

@NaokiTsuchiya 言語学しばらく調べてた時期がありまして

言語学のプロトタイプ理論みたいな話があるんじゃないかな

ベイクドモチョチョ

UIとジェンダーみたいな話、どっかであってもいいな

参考にバトラーはいってるやん

こういう話まででてきて、ジェンダーの話はでてこないのがやっぱりちょっと気になるかな〜

IAから社会構成主義に話が繋がるというのは、まあそれはそうか。

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