@tolle_et_lege しかも開いたタブ群を維持するためにPCの電源を落とさないんですよ、うちの家族。
以前この記事にたいする怒りを投稿したおぼえがあるけど、この記事では「女性アーティストが活躍できなかった」ことを自明なこととし、女性にとっての絵画は「嫁入り道具」だったとしている。
これは一面では間違ってはいないけど、めちゃくちゃ偏った見方でしかない。
小川知子さんが島成園ら大阪の女性画家を主題化して展示したのは20年くらい前からで、優れた女性画家がいたことはあきらかにされたはずだけど(島成園は「嫁入り道具」として絵を描いたわけではないし活躍できなかったわけでもない)、それでもこれだけ知識の断裂があることに驚いてしまう。
https://spice.eplus.jp/articles/324697
twitterで感想を漁っていて、普通に受けは良さそうだけど、男性のアート好きとか作家とかはほとんど反応していない。女性も一般のファンが多いかなという印象。いい絵が多くて見応えあったし、文脈の掘り起こしという点で画期的だったんだけど、専門的に学んだ人たちには響いていないように見えるのはもどかしいというか、知識の分断があるように感じる。
風の音を聴きながら、後輩がかいてくれたシンポジウムの記録をよみかえしてる
https://www.repre.org/repre/vol50/online2023/03/
「決定版! 女性画家たちの大阪」展(大阪中之島美術館)
レビュー。女性日本画家や美人画の定説を打ち破る展覧会(評:北原恵) https://www.tokyoartbeat.com/articles/-/women-painters-2023-review-202401
「決定版! 女性画家たちの大阪」展、当方は昨日見てきましたが、北原恵氏による展評記事があったんですね。これはTOKYO ART BEATの中の人がいい仕事しはりました。北原氏は1990年代に(今はなき)インパクション誌で連載していた「アート・アクティヴィズム」によって、欧米において1970年代以後前景化し今でも大きな潮流となっている現代美術+フェミニズム+社会運動という動向を日本に紹介したことで知られていますが、そんな氏の目線から見ても、「女性画家たちの大阪」展はひとつの画期をなしていたようで。
そんな氏の達意ある展評に屋上屋を架すのもアレではあるのですが、個人的にも「女性画家たちの大阪」展は決定版を自称するにふさわしい広がりと深さを持っていたように思われます。1912年に島成園(1892〜1970)が文展(現在の改組 新・日展)に入選したことがきっかけとなって大阪では女性画家が急増し、島と同世代の岡本更園(1895〜?)、木谷千種(1895〜1947)、松本華羊(1893〜?)が「女四人の会」を結成して活発に活動するようになることで単なる一過性のムーブメントにとどまらない独自の流れを得るに至るのですが、かような既存の団体展へのエントリーにとどまらない動きとバックグラウンドが1912年以前から大阪には存在していた──その意味では、江戸時代以来の南画・文人画界隈に女性も多かったことを、全五章中の一章を割いてキッチリと掘り起こしていたことは、近代日本画の(ジェンダー格差を含んだ)制度性にばかりフォーカスされがちな「女性日本画家や美人画の定説」に対するカウンターとして、非常に重要な問題提起となっていたと言えるかもしれません──ことを豊富な実作と資料によって示していたことのインパクトは、非常に大きいと言わなければならないでしょう。25日まで。
イスラエルからの証拠「ない」 職員の襲撃関与疑惑―UNRWA幹部:時事ドットコム https://www.jiji.com/jc/article?k=2024021600870&g=int