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tenjuu99(天重誠二) | @tenjuu99@pleroma.tenjuu.net

読書、プログラミング、登山、ランニング、美術など
いろいろ雑につぶやいていますが、最近は浮世絵について調べています

桜庭一樹さんが『トランスジェンダー入門』の書評を書いてくださいました。「立ち去るために質問するな」。この本の著者である私たちが、なぜここに立ち止まって言葉を紡いでいるのか、そのことにまで思いを寄せてくださった書評です。読んでくださった方たちが立ち止まるための道しるべとして、この本がこれから働く未来を見せていただきました。本当にありがとうございます。
https://shinsho-plus.shueisha.co.jp/review/24019

であることが分かる。教師は生徒に学習範囲全てを勉強させたい。だけど、全部を確かめる時間はない。そこで一部だけをテストに出す。だけど、生徒にはどこが出題されるかは分からない。結果として、全部勉強することになる。

さて、ここに2番目の論点がある。パノプティコンによる部分的監視が十分に機能すると、監視対象者は罰を逃れるために、サボろうとする自分を自分で押さえつけるようになる。こうなると、監視の頻度もぐっと落として良くなる。非常に効率的だ。そして、これこそが近代的なシステムの目的である、というのがフーコーの結論だった。

人の心に、自分を監視し、自分を追い立てるパーツを埋め込むこと。この仕掛けのことをフーコーは「主体」「主体化」と呼んだ。これは皮肉のように聞こえるが、実のところ比喩でもなんでもない。フーコーは「主体性を確立する」「主体的に行動する」などのことに、「自らシステムの要求に従い、自分が規則から外れないように監視し強制すること」以外の意味はない、と言ったのだった。これが近代的な監視と強制のシステムなのだ。

こういう問題を回避するためにどうするか。フーコーが見つけた、リアルの制度が考え出した答えはこうだ。

1.対象者を短い時間だけ監視する
2.対象者にはいつ監視されるかわからないようにしておく

2.が重要なポイントだ。囚人とか工場の工員とかが規則に従わない。サボる。10回のうち9回は何もない。だけど、残りの1回では突然注意されて罰を受ける。その1回がいつなのかは決して分からない。罰が十分に重ければ、監視される人は常に気を抜かないようになる。
そしてこのとき、1.対象者一人当たりの監視時間は短いから(たとえば)一人で500人とかを監視できる。

この1と2ができるように設計されたものがパノプティコンだ。フーコーはこうしたものが17世紀以降、フランスの社会の様々な場所にデプロイされたことを発見したのだ。

パノプティコンの話で割とよく例に出される「1984年」のテレスクリーンも、この原理で動いている。主人公はスクリーンの前で体操をする。サボる。最初は何も起こらない。だけど、ある時突然、名指しで注意される。びくっとして、以後サボらないようになる。

少し考えると、学校のテストなども同方式

世間の人、ちょっとフーコーのパノプティコンを誤解してると思う。その流れで、たとえば「ツイッターはみんなを監視するパノプティコン」とか言ったりする。でもそれは違う。まずパノプティコンは全員を常時監視するシステムではないし、フーコーが言いたかったのは誰もが監視される社会の問題点ではない。あの話の焦点は自己規制・自己監視で、しかもそれを「主体性」だと考えてしまうことのほうだ。

まず、フーコーが想定していたのはネットとかコンピューターとかがない時代だ。そういう時代に、人に規則きっちりと守らせるために、社会は何を発明したか。

たとえば、独房に大量の囚人がいて、「囚人は寝るとき以外は立っていなければならない」という規則がある。どう守らせるのか。全ての独房に看守を一人づつ張り付けるのは一つの手だ。だが、これだと人件費が高過ぎて実用にならない。

全ての部屋に小型のビデオカメラを取り付けるというようなことも考えられる。だが、これも解決にはならない。なぜなら、やはり常時モニタ―を見ている人が必要になるからだ。徹底的にやるなら囚人と同じ数の監視員が要る。人件費で破綻する。

変態芸術史、村山知義かー
ちょっとほしい
https://dl.ndl.go.jp/pid/1885463/1/6

評価面談のための謎資料作りと言ったほうが近そう

エンジニアチームからの月例報告くらいの虚しさがある
https://blog.twitter.com/ja_jp/topics/company/2023/building-the-future-of-x

「春画を見る、艶本を読む展」、資料としてはけっこういいけど、セカンドライフ...
https://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/exhibition/2014/shunga/

@tsysoba こういった議論がなかなか展開していないので、丁寧に議論を拾っているのはすごいとおもいます!リンクがたくさんあるのも、議論の流れをあとで追いかけるのにいいなとおもいました。

> SNSが、むしろウェブを破壊し、囲い込みによる共有地(コモンズ)の喪失が進みつつある状況下で、デジタルアーカイブこそ、当初ウェブが目指した理想が生き残っている、ということは、もう少し、自覚的に議論されてよいのではなかろうか。

このあたり、Google登場以降のWWWのありかたについて、議論しようとしてもどうにもWIREDっぽい方向(?)になってしまうので、もっと経路(毛色)の違うWWWのあり方についての議論が盛んになるといいなとはおもっているところです。

自虐史観って言葉めっちゃよくないけど、逆の史観を自己愛史観とでも呼ばれればよいのに、それはないんだな。

高校の世界史教師が「お前の授業は自虐史観だとよく言われますが、他虐史観に比べれば自虐史観の方が余程ましです」と言っていたのを8月になるたびに思い出す

amazonで「水野年方」を検索すると、「水野年方 春画 ポスター」とか出てくるんだけど、そんなの描いてもないんだよな。悲しい。

「「リーダーシップ教育」と称して、旧日本軍の将軍や提督を持ち出し、彼らがどう部下を統率したか、あるいはいかに勇敢に戦って玉砕したか、といった精神論のような話を聞かせる。科学的に安全保障や軍事を考える防衛学と呼べるシロモノではない。学生から何度も「あんな授業で良いのか」という声を聞きました。」

こういうのを目をキラキラさせて聞けるやつだけが残っていって日本の防衛を担うわけだからまあ自衛隊弱いだろうな。そりゃミサイル欲しがるわけだよ。専守防衛なんて最高クラスの戦略が求められるけどできっこないもん。

大量退校、玉砕美談…防衛大で今何が起きているか 教授が実名告発 | 毎日新聞
https://mainichi.jp/articles/20230802/k00/00m/040/138000c

AI生成で記事の要約とかされるのとか、たまったものではない

メディアといって、とくに大手新聞社やテレビなどの報道系が、ああいう情報の入口に居座るプラットフォームを憎むのはよく分かる(利益に打撃を与えているので)

GoogleとかFacebookとかツイッターとか、あのへんの大手プラットフォームがリンクへの入口出口を占拠して広告事業をやっていて、メディア側からはフリーライドに見えるんよね

これはコンテンツを利用して大手企業が儲けている場合に一部利用料をよこせって話では
https://www.afpbb.com/articles/-/3475661

AFP、Xを提訴 著作権使用料めぐり 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
https://www.afpbb.com/articles/-/3475661

マジで言ってんのか……

明治期の日本の美術史、アーカイブのレベルでめちゃくちゃ穴だらけっぽいな...

[かわら版の情報世界]かわら版のはじまり 北原糸子
http://umdb.um.u-tokyo.ac.jp/DKankoub/Publish_db/1999news/02/0201.html

やっぱり資料と格闘しているテキストはめちゃくちゃおもしろいな。昔はそんなことおもわなかったけど。

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