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tenjuu99(天重誠二) | @tenjuu99@pleroma.tenjuu.net

読書、プログラミング、登山、ランニング、美術など
いろいろ雑につぶやいていますが、最近は浮世絵について調べています

BT そうだろうと思いつつ、今日のブルターニュ展とかを見て、やっぱりこういう知的に刺激のある展示はできるわけじゃんっていう感想があり(しかも日本にある作品が多いのでたぶん予算的にはずっと楽とおもわれる)、研究と啓蒙の実践をうまくやっているところとそうでないところがありそうで、なんだろうな。キュレーションの技術がいまのところ属人的とか、そういうことなのかもしれないけど。

天重さんのトゥートを見て思うのは、彼が首を捻っている珍反応は、おそらく美術関係者の「知的」な限界というよりは、美術行政・美術館運営・制度 と 美術史見直しの知 の間の架橋・実践の蓄積の乏しさの問題かなと思った。
後者の知が無いわけではない、だから関係者や美術批評家は妙に「すでに知っている」反応をしそうになる、しかし、それを実際に企画や制度的な取り組みの上で組み込んできたんですか、というところの知や認識で落差が出る。
そんなところかなと。

「絵画の政治学」にのっている「ドガとドレフュス事件」、「ネトウヨの誕生」っていうタイトルになっていても違和感なく読める

西洋美術館でやってるブルターニュ展、そんなに期待してなかったんだけど、ふつうにいろんな視点を盛り込んでいておもしろかった。

脱構築以前ってか、展示する主体やシステムは透明ですっていう。

美術史を語る語り口がどうなっているかというメタ意識がすごく弱くて、自分が展示の仕方もっとあるでしょって思ったのまさにこれだ。脱構築以前みたいに感じる。

ああ、藪前さんの一連のツイートで疑問だったの、ニューアートヒストリーをフェミニズムや植民地主義的な反省とみなしていて、美術史の脱構築とみなしていないからだな

造形把握と批評理論と左派的視座を備えるプレイヤー、というだけでも日本ではかなり数が限られてしまい、左派政治主義はしばしば造形や批評言語が欠落していたり、その逆、というふうになりがちだった。
そこで日本にちょうど欠けているが面白いのがベンジャミン・H・D・ブクロー。日本語だとリヒター解説者のように思われがちだが、ART SINCE 1900の項目では時折光る記事を残している。アルテポーヴェラの解説なんかがわりと良かった。
まあART SINCE 1900は「自覚せるアメリカ中心主義」なので、東アジアと植民地主義的帝国主義の直接の示唆にはならないが。

GW、意図せずバズってしまったせいで無だったな

日本美術史の脱構築も必要っぽいけど、他方で世界美術史みたいなパースペクティブも必要で、結局いろんな意味で京都学派を読む必要があることになる

昨日行ってきたこれも、岡倉天心、漱石、谷崎、柳宋悦、和辻、岡本太郎、鈴木大拙とざーっと統合的な視点で見て、戦争への視点がゼロだったからなぁ。逆にびっくりしてしまった。和辻のモンスーンとか大東亜共栄圏やん。鈴木大拙もいろいろ言われているわけだし。
https://pleroma.tenjuu.net/notice/AVNIuHwXKy9ai0FXrU

国策として、西洋美術のジャポニスムを日本すごいクールジャパン政策の一環に取り入れることをやってきているので、西洋美術の植民地性を批判できない、というのがあるのだろうと思ってる……。そこを批判するとその文化政策が破綻するので。
「ジャポニスムを考える―日本文化表象をめぐる他者と自己」とかはそういうことを批判的に考えるために刊行されたんだろうなぁ、という感じが。西洋美術館の館長だった馬渕明子さんによる政策としてのジャポニスム批判は色々考えさせられる内容。

Write 'n' Fight やばい笑

Write 'n' Fight (AVOS', 2022)は文豪で戦う格闘技ゲーム。

「文豪同士が自分の小説に関係する技とか使って格ゲーしたら面白いよね」と、思いつくところまではよいとして、これを一発ネタのコントなり漫画なりにするならまだしも(いや、それも作るのは大変なわけですが)、実際に動くゲームをつくるとなると話はまた別で、ゲームの仕組みやらグラフィックやら音やらのデータ作成と、短くはないコードを書く必要があるわけで、そのためには「こんなのがあったら面白いよね」という着想だけではないなにかも必要なはず。

いろいろな問題(バグ)を乗り越えて、ようやく動くようになったみたいなので、出来映えはともかくとして、その心意気にお金を払いたい。

ユーザーレビューも心なしか「ヤバい」といいながら暖かく見守る感じのものがちらほら。

かつて「モンティ・パイソン」のWindows用ゲームにそれなりの金額を払って遊んだ者としては、たいていのゲームに広い心で接する自信があるのよ。

https://store.steampowered.com/app/1666500/Write_n_Fight/

まあでもこういう人はどこにでもいるのか。業界的な課題を整理して共有できていればこんなことにはならないんだけど、よくもわるくも広さがありつつ、メディアは足りていない。

美術業界にいる人、他人の見解を公然と批判するわけでもはなく、揶揄する人が多いというか目立っちゃうんだよな。しかも、自分の記事を業界っぽい人間が揶揄するのとか、こっちはただの一般観客なわけでさ。業界の人間が、一般観客が書いた感想記事にたいして無知だねってマウントしてくる、そういう修羅の国。
もちろんそうじゃない人がたくさんいるのは知っているけど、そういう人が悪い意味で目立つ。

柳宗悦
Culture/Civilization
文化/文明

下村寅太郎もこの対比使ってたな。

アーツ・アンド・クラフツ→家
バウハウス→建築
ウルム造形大→環境
という同心円状の展開

松林図屏風、どこからみても絵として成立しているのが西洋の遠近法と違う、という話、もうちょっと別な局面に展開できそう

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