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社会的価値なんかどうでもよくて「ステークホルダーへの貢献活動」だけやろ

「美術館運営を社会的価値と経済的価値の両面から考えた場合、適切な規模と場所で美術館運営を継続することが、ブランド価値向上による事業の発展に資することのみならず、ステークホルダーひいては社会全体に対する好ましい貢献活動であると考えるに至った」 https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/30056

保有作品数を4分の1程度に縮小って、単に数年前の赤字を補填しろって詰められたのにハイハイって言っているだけだよね。優れたコレクションあっても荷物でしかないから、どうにかして売って現金化するタイミングがほしかったってだけで、アクティビストファンドに詰められたっていうのも渡りに舟だったとしか見えない。こんなのが見え透いて社会的価値がどうこう喋ってるのが愚劣すぎる。株主は(ほぼ)無からかなりの現金を作りだせるに等しいから断然喜ぶだろうけどね。

アンナの光のこと忘れないよ

「「文化的にきわめて重要な作品群」や「コレクションの中核を成す作品群」については慎重に取り扱うとともに、売却となる場合においても、一般への公開が行われるよう最大限の努力を払うという」

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(いちおう文脈補足しておきます)
「アンナの光」はバーネット・ニューマンのガチ名作で川村記念美術館保有だったのを10年以上前に「なるべく公開される」という約束で100億円くらいで売却し、その後たぶん一度も公開されていない(はず)。そのときはとくに疑いの目で見ていなかったけど、今振り返れば川村記念美術館がなにを優先したか明らかで、経済的価値以外はなにもなかった。あの作品はまともな美術館が買うべきだけど、DICはそうしなかった。