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グラフィックソフト、DTP用途以外はレイアウト的な機能かなり弱いんだな。
Affinity Designer がクソ安だったので買ったけど、使い方わからねぇ...ってなっており、「HTML+CSSみたいな間接処理に慣れすぎてしまった結果、直接操作UIの作法がまったくわからねぇ」なのかとおもったが、よく見てみるとレイアウト的な機能がほとんど無くて、「要素を自由に配置できる」ということに対して「わからねぇ」ってなっている気がする。
HTML+CSSって枠組み作ってコンテンツを流し込むみたいな仕組みだから、基本的な考えがDTPとたぶん一緒で、四角を分割して要素を配置する作業(=レイアウト)なんだろう。グラフィックソフトがわりとそうではないことに面喰らっているということかもしれない。

デザイナーの技能とは平面を良く組織することだと言いたくなってくるんだけど、この「平面」じたいが人工物であり、本やポスターに出力される平面があり、それを仮想化した平面がグラフィックツール上にあり、それに対するアプローチも技術的諸制約から生みだされる。とか考えてデザイナーの技能を構成するのは技術的な制約だとかなんとかを思っている。

じぶんが何を理解できていなかったか、ようやく理解できてきたけど、単純な話でグリッドガイドを出せばよかった。自分がweb前提すぎてグリッドガイドという観念をもっていなかった。というか CSS の flexbox みたいなモデルが、根本から印刷のグリッドシステムと異なっているということがようやく理解できた。
印刷のグリッドシステムって出力先の判型が固定であることが前提になっているので表示・非表示を切り替えて枠にコンテンツを割り付けていく作業になるけど、視覚を頼りにレイアウトしていく。それは暗黙的なレイアウトで、だからガイドは表示非表示が切り替えられる。cssのアプローチでは bootstrap とかが採用していた12カラムのグリッドシステムとかはたぶん近い。
他方で、css の flexbox って(名前もそうだけど)箱を単位として、それが画面サイズに合わせて1列になったり3列になったりする。これは端的に言ってグリッドシステムではなくて、要素がどのように並ぶかを記述している。
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