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リヒターはアウシュビッツとドイツ赤軍の関係をどう理解していたんだろうか。ドイツ赤軍がパレスチナ解放戦線と関わっていたことは当時自明だったとおもうのだけど。

リヒターが扱っているであろう問題の、日本での対応関係を考えると、やっぱり中平卓馬とか風景論まわりになるよなぁ
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リヒターの戦争を扱った題材がアウシュビッツ、ドイツ赤軍、911、イラク戦争、と(いまの視点から見れば、と留保しておくけど)すべて中東情勢に関わるもので、おそらく選択的なものがあるとおもう。リヒターは、アウシュビッツのいわゆる表象不可能性についての裏側を示唆しているようにおもわれる。
で、このテキスト↓を書いた人はまえカプーアについてつまらないテキストを書いていた人だけど、「戦争の傷口」とかあいまいな言葉を使うことによってリヒターが戦争一般を扱っているかのように考える。日本でのリヒター受容は、リヒターの韜晦をそのまま受け止めてしまうがゆえにばかばかしいほど茫洋としたものになる。
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