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DIC業績悪いんかとおもったけど、ぜんぜんそんなことなくてむしろ調子いいまであるな。マジで海外ファンドが利益重視で効率悪い事業畳めって脅しているだけなんだな。経営こえー。

東京に美術館建てて集客を見込めるようにするとなると、建設費捻出でコレクションの重要な部分を売り払うことになるよな。
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https://pdf.irpocket.com/C4631/Rhyn/DBJg/TKxD.pdf 規模縮小して東京でやるか、美術館やめるかの二択として取締役会で審議することになっているけど、「特に株主に対する説明責任が求められる」がやっぱりヤクザにからまれている状態だよなぁ。私企業の美術館運営なんて破綻するとかじゃなければ「うるせー知るか」でいいとおもうんだが。

(1) 価値共創委員会による「美術館運営」に関する助言内容は、大きく以下の3点に集約されます。
(a) 当社が美術館を運営するためには、美術館の存在価値や目的、理念を明確化する必要があり、特に株主に対する説明責任が求められること.
. (b) 今後の美術館運営に関しては、i. 「現状維持」、ii. 規模を縮小して移転する「ダウンサイズ&リロケーション」、iii. 「美術館運営の中止」、といった選択肢が考えられること.
. (c) 現在の当社業績、美術館と当社経営・事業との関係、投資家からの意見等を踏まえると、現状のまま美術館を維持、運営することは難しいと考えられ、また運営コストを考慮すると、現実的に詳細検討すべき案は東京への移転を想定した「ダウンサイズ&リロケーション」もしくは「美術館運営の中止」を前提とした2つの案となること

ていうかこれで東京に移転して採算が良くならなければ、さらに「株主に対する説明責任が求められる」ことになるわけでしょ。こんなのただの罠じゃねーかとおもうんだが。香港のファンドが狙ってるのコレクションの流出だったりしないの。

川村も最初から事業体分けとけばいいのに...。

川村は、コレクション形成をもっと流動的にしていくという方向はぜんぜんアリだとおもうんだけど、「価値共創委員会」とかいうのがDICの社外取締役でしかなく、素人っぽいので無理だろうな〜。買いまくったアメリカ美術のコレクションとかいま売ればかなりの金額になるけど、あれを少量ずつ手放していって、その販売資金をもとに若手アーティスト・アート関係者の支援事業をやっていけば、宣伝としても成立するし、若手の作品が長期的に価格高くなるならOKなはずで。問題は効果が見えづらいってところだけど。

佐倉にある美術館を東京に移転させるって悪いアイデアではないようには思えるけど、実際問題としてそんな箱があれば価値を生みだせるのか?っていうとかなり疑問で、資料読んだ感じではやはり「収益性が悪い」という結論ありきという印象で、東京に移転するか美術館の廃止か、という結論に到達するためのアレコレがあるという感じを受けてしまう。「価値共創委員会」(社外取締役x4)にはコレクション売却がいちばん魅力的な選択肢に映っているだろうな。

川村記念美術館、マジでDIC本体の経営のなかでやっている意味がわからん。香港のファンドが資本効率をダシに脇の甘い企業のコレクションを狙っているようにしか見えない。