御前会議におけるいわゆる「ご聖断」の図が戦後しばらく経ってしばしば描かれていたという話があり、これが描かれた背景には荒木光子というのがいてGHQの指示のもとにこういうのを描かせていたらしい(URLの絵は時期的にもっと後)。
荒木光子は右翼系のフィクサーっぽい動きをしていたようだけど、「ありがたい御聖断によって戦争が終結した」という物語を、GHQが右翼を使って流布していたという経緯なんだとおもう。GHQの目的は天皇の戦争責任を回避することであったはず。
8/15が「終戦記念日」となっているのも同じ流れだと考えている。正式な戦争の終了は9/2で、8/15を記念日にするのは玉音放送があったからですよね。
絵はこういうやつ↓
https://www.city.noda.chiba.jp/kantaro_museum/collection/1032634/1032582.html
荒木光子は右翼系のフィクサーっぽい動きをしていたようだけど、「ありがたい御聖断によって戦争が終結した」という物語を、GHQが右翼を使って流布していたという経緯なんだとおもう。GHQの目的は天皇の戦争責任を回避することであったはず。
8/15が「終戦記念日」となっているのも同じ流れだと考えている。正式な戦争の終了は9/2で、8/15を記念日にするのは玉音放送があったからですよね。
絵はこういうやつ↓
https://www.city.noda.chiba.jp/kantaro_museum/collection/1032634/1032582.html
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「天皇が主体性・能動性を持った行為をする」というイメージの形成は、日本ではけっこうある。「天皇はポツダム宣言受諾という勇気ある決断をした」というのがこの物語の主眼としてある。こういうのは、日本の市民が被害者史観を形成する要因にもなっているとおもう。