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民藝というか柳宗悦といったほうがいいかもしれないけど、英語圏ではクリストファー・アレグザンダーがその読者でもあり、参加型デザインの方面で生かされていると言える
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つーかコミュニティにおける生産活動とその結果としての生産物というのが柳の主要論点であって、これはむしろイギリスのラファエル前派とかウィリアム・モリスあたりから来ている。反産業革命としてのコミュニティ形成と生産体制こそが「デザイン」の起源で、それも日本には白樺派を経由して輸入される。それが柳宗悦の基本的な歴史的な立ち位置で、だからこそ後に民衆版画運動とかと合流することになる。生産活動と生産物の分離を問題化したのだから、生産コミュニティを形成しようとするのは筋が通っている。