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ヨーロッパ哲学者の世界観に対して一貫して向けられるヨーロッパ中心主義という非難は、たんに彼らの思考における認識論的欠陥に基づくものではない。それは道徳的頽廃の一貫した兆候である。私は過去に何度も、ヨーロッパの哲学的思考とその最も著名な代表者の根底に現在ある不治の人種差別を指摘してきた。この道徳的頽廃は、たんなる政治的過失やイデオロギーの盲点ではない。それは彼らの哲学的想像力に深く刻み込まれており、そのために彼らは救いがたいまでに部族的なままなのだ。

これ、倫理が普遍的であるか、それとも部族的であるか(社会集団に閉じているか)、けっこう重要な問題なはずで、人権の普遍性とか自民族中心主義とかの問題になるとおもうけど、ハミット・ダバシはどこまで言ってるのかな。
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