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文化の諸領域で、ある時点で権威主義的になっていくことがあり、そうなるとそっちの方向では具体的な政治が働きはじめて制度化されてくる。この政治的な性格は作品にも否応なく反映される。ここで動作する政治性は「男らしさ」とかそういうふうに呼ばれるべきではないとおもう(混乱するだけなので)。
みたいなことが一般論としてあるなと、TLをみながらおもった。

これは特定の人たちが権威主義化していくということではなく、制度全体が資本とか政治的なあれこれとかから栄養を得て発達するわけで、その制度全体のなかで権威が要求され、たまたまそういう権威のポジションに就くひとがいる。そいつがいいやつである場合もあるしカスである場合もある。

どんな文化的活動もその背後にある制度や政治と無関係ではありえなく、またその仕事の質が、その背後にある制度との緊張関係から生まれることはよくあることだとおもう。孤立した芸術活動なんてたぶんない。
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