現代思想2003年11月臨時増刊号のサイード特集に「帰還の権利」と題された、2000年にイスラエルの主要な日刊紙に掲載されたサイードのインタビューがあり、はじめて読んだが胸が詰まる。インタビュアーはもちろんイスラエルのユダヤ人で、サイードとのやりとりには強い緊迫感がある。
「あなた個人は帰還する権利を、エルサレムのタルビエへ戻る権利をお持ちですか」というインタビュアーの質問に、サイードの回答はイエスではあるけど、すごく複雑な感情を見せている。彼が求めていたのはパレスチナの国家としての独立ではなく二民族国家で、いかに共に住むことができるのかを考えている。
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2745&status=published
「あなた個人は帰還する権利を、エルサレムのタルビエへ戻る権利をお持ちですか」というインタビュアーの質問に、サイードの回答はイエスではあるけど、すごく複雑な感情を見せている。彼が求めていたのはパレスチナの国家としての独立ではなく二民族国家で、いかに共に住むことができるのかを考えている。
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2745&status=published
同じ号、冒頭の「サイード、場所なき知識人の声」と題した姜尚中と鵜飼哲の対談は、イスラエルと日本を悪い意味で重ねつつ、サイードの分断における和解という政治的なメッセージを探るもので、20年前のものだけど今読んでもじゅうぶん価値がある
昨日から読んでいるこのサイード特集、20年前のものだけど、どの論考も今読む意義があるものばかりだ。サイードにしても、「オリエンタリズム」とかはある意味どうでもいいというか、彼のパレスチナとイスラエル(ユダヤ)への関わりかたこそが読まれるべきなんだ。
http://www.seidosha.co.jp/book/index.php?id=2745
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