ハラウェイの『生産と再生産の理論』(『猿と女とサイボーグ』)を読んでいてけっこうおもしろい。類人猿研究の理論がどのように形成されてきたかという科学史的な論考なんだけど、性差がかなり重要な役割を演じており、オスの攻撃性が社会秩序を形成するとか、月経周期が規則的な性交渉を可能にし管理機構が必要になったとか、そういう仮説が類人猿研究の領域ででてきた。研究者たちは、本能が形成する家族という最小社会単位の原型を類人猿のなかに見ようとしていた。みたいな話で、そうすると、それと区別される形での人間とはなにかというのも問題になってきて、オスによる狩猟、メスによる採集というパターンがあったとかそういう話になってきたりする。
ハラウェイが書いているのは、類人猿研究の領域でそういう理論が形成されたという話だけど、そういえば先日、狩猟採集分業説は間違っていたぞというのが記事になってたのを思いだした。これ民族学と書いてあるけど、人類学と類人猿研究が地続きで、完全におなじパラダイムにのっているんだな。日本だと今西錦司方面がまさにそういうことをやってきたけど。
https://karapaia.com/archives/52323768.html
ハラウェイが書いているのは、類人猿研究の領域でそういう理論が形成されたという話だけど、そういえば先日、狩猟採集分業説は間違っていたぞというのが記事になってたのを思いだした。これ民族学と書いてあるけど、人類学と類人猿研究が地続きで、完全におなじパラダイムにのっているんだな。日本だと今西錦司方面がまさにそういうことをやってきたけど。
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