図書館や古書店で本を買った云々という話、SNSにおけるモラルとかどうこうのことではなくて、書籍の高騰が続いておりもはや「本を買う」ということが一定以上の経済力の持ち主にしかできないことになってしまっている、という話だとおもうんだけど、なんか変なふうに誤読されている気がする。事実、出版業が本を作るとき、もう文庫でさえ高級路線に向かっている。
本好きが図書館も古本も新刊も買うっていうのは単にそれだけの経済力があるってだけの話で、「xxを買いました!」って報告によって経済力が可視化されてしまうということがいいたいんじゃないの、とおもうんだけど。作り手は必要な人に安く届けたいのと持続的な経営のあいだでバランスが取れない。