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下村寅太郎が、近代科学について「自然を拷問して自然自身に答へさせる、さういふ意味で、近代科学の認識は寧ろ純粋に客観的な観察、事物そのものの本質の直観でなく、謂はゞ技術的形成的認識といふ性格を持って居る」と述べている。この洞察はハイデガーとかも共通する認識だとおもうけど、これは、同時代にヨーロッパの哲学とか科学の反省をしているとそういう記述があるから、こんなふうにいっているんだろうか。
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この座談会、下村寅太郎だけ飛び抜けてるな。ほかの面々が発想ごとついていけていない。