pleroma.tenjuu.net

林房雄「勤皇の心」というテキストを読んでいるけど、このひとプロレタリヤ文学からの転向というのにびっくりした。
replies
1
announces
0
likes
0

私は後に大学生として、治安維持法の被告になり、検事に左翼思想を抱くに至つた動機を尋問されたとき、「文学の影響」と答へた。これは、その場逃れの返答ではなかった。独房の中で静かに自分の心の底を探つて、この答へを探り出したのである。(「勤皇の心」林房雄)

文學界という同人誌の創刊ということがどういう背景においてなされていたのか、そもそも知らないのだが、そのへんをもうちょっと知る必要がありそう