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tenjuu99(天重誠二) | @tenjuu99@pleroma.tenjuu.net

読書、プログラミング、登山、ランニング、美術など
いろいろ雑につぶやいていますが、最近は浮世絵について調べています

正しい情報や伝えるべき情報をつたえるには力があるメディアだったけど、おなじ力でデマやイデオロギー・党派的主張が拡散されているわけで、諸刃の剣そのものなんだけど、じゃあそれは使い方、使う人間の態度の問題だとなるかといえば(平野啓一郎の主張はそうだけど)、強力すぎる武器をつくってそれが少数の管理者が扱わざるを得ない、というのが問題で、イーロン・マスクみたいなのが正当な手続でその管理者になることができる

仕事と結びついてやめたくてもやめられない人はいるだろうけど、代替の選択肢なんていくらでもあると思う

一極集中しちゃうと少数の資本家が世論を動かすことができると理解してほしい。それを制限することができるのならいいんだけど、そんなことできないから分散したほうがいいというか、デマを含む情報拡散が一定の範囲に留まる仕組みのほうがましだと思う。

別の選択肢を考えよう、にはならないんだろうか
https://x.com/hiranok/status/1858387257427636297

とても残念だけど、スレッズとか巡回してみたところたくさん出てきていた。ざっと今回の結果に満足しているコメントの傾向を並べると

・マスゴミに騙されて改革者を潰すのは倫理的な判断ではないと思っている
・自分たちは既得権益者に支配されているテレビではなくネットから正しい情報を得られていると思っている(ニュースを信じるのは老害で情弱)
・かつてない程選挙に熱狂して本当の民主主義の力を実感したと言っている人多数
・YouTuberやビジネス系(政治系ではない)インフルエンサーの影響が少なからず見られた。中田敦彦とか

陰謀論やデマの拡散が組織的に行われてるらしいけど、同じやり方をもってそれらの言説に抵抗できるのかって疑問はある。沖縄だと効果なかったよね。

実物見るべしです

gnckくんが来てくれた 🙏
https://x.com/gnck/status/1858161465469063251

お金で技術的なリソースを買った結果がこれ。こういう悪質な技術利用を防ぐにはどうしたらいいのか、考える必要がありそうに思う。
https://pleroma.tenjuu.net/notice/Ao6Ymg4VTr8469HpnE

技術が世界を変えるどころか、世界を変えるために技術を悪用してマジの政治権力を取りに行ったからな。技術的なリソースというものが独占されてはならない理由がよくわかる。

イーロン・マスク、いままでのTech Giantsの権力性が霞んで見えるくらいヤバい

まあ、でもそうだな、「技術オタクが世界を変える」みたいな話を今一番実現しているのがElon Muskだとすると、技術オタクに世界を渡さない方がいいのかもしれないな。

Google Document で、「関係性を明示する」と書いたら、「明示する」の箇所に波線が引かれ、ポップアップで「明確化する」と提案されている。うるせぇ〜。

論文には目をとおしていないけど。インターネットメディアでのアテンション形成はやっぱりかなり効くんじゃないだろうか。

X の表示アルゴリズムはマスクがトランプ支持を表面した日にマスクのポストと共和党支持のポストを多く表示するように変更されているという解析。 https://x.com/jun_makino/status/1857779473489506307 https://x.com/jun_makino/status/1857779485208358981

@mikeneko301_2022 こちらの記事に詳しく書かれているように、結局のところ選挙および民主主義はハックされてしまうのかという問題なのだけど、ハックはポピュリズムと物凄く相性がいいのが問題。
細かな裏どりやデータの検証をしながら誠実に政策を訴えるよりも、嘘でもなんでもいいからインパクトのある言説を量産して拡散させることの方が遥かに低コストでできてしまうし、動員にもつながりやすい。

https://note.com/shinmatsumoto/n/n4f40c05a44d4

ちょっとマズイなと思って眺めているのが兵庫県知事選挙。あれ下手すると元知事が当選してしまうのでは。
もしそうなると、彼やシンパが仕掛けているような認知戦(先程シェアしたやり方もふくむ)や情報戦が思い切り効いているということになるので、先の米国大統領選挙のようなことが日本でも起こり得るのではと心配になる。昨今の体感治安の悪化や貧困化もポピュリズムを育てる土壌になるしなー。

そう捉えるのか

その記事の書いた人は、三冊ほど関連書を読んだらしいが、それが「情況」、アビゲイル・シュライヤーの本、斎藤佳苗「LGBT問題を考える」だそうである。

twitterを見ていて思うのは、デマも多人数でいいつづければ反論する人も減り気付けばデマでないような顔をして歩くことができる。問題は言及される量を増やして量で圧倒することだけである。勝ったかのような見せ掛けをしてしまえばいいだけだ。

情況の某特集号を読んだという感想文があったので読んでみたが、デマの影響はかなり深刻だと痛感させられる(リンクははらないが、はったほうがいいんだろうか)。そのクソ記事によれば、「トランスジェンダリズム」なるものが自明に存在しており、そのトランスジェンダリズムの主張によれば性の解剖学的事実を無視して自由意思である性自認によって性は決まると主張しているらしい。そういった政治的主張であると。こうまで当事者無視で政治イシューとして論じることに恥ずかしくないのだろうか。

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