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家内制手工業から工場制手工業の展開、けっこう重要だな。資本が直接管理ではなくなり、雇用関係に変化するということか。それまでは「家」での生産だから雇用関係にないということにもなる。

分業じたいは家内制手工業にもあるけど、ビジネス過程が大きくなってくると工場制手工業になって、分業はより機械的な側面が強くなる。生産の「管理」もここで発生するんじゃないかという気がしている。
浮世絵の生産なんかを考えると、版木というモノのなかに「見当」とかのマークがあったり、版下を転写して彫るとかの一種の機械的な過程はあり、直接的にモノのなかに情報が埋め込まれている。
これが、工場制手工業となると資本家の目に見えるように帳簿組織(モノから切り離され外部化された情報構造)が発達するのではないか、というのは思い付きだけど、調べてみたい。
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