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ちょっと思ったけど、ディスプレイ的経験を記述するのはやっぱり通常の身体動作とのアナロジーでは無理だな。やっぱり、没入みたいな現象があるのもインターフェースの間接性に起因している。コンピュータ上の空間に自己定位するとき、自己身体が現実空間内でもつリアリティと別のリアリティ(操作とルールセットからなる世界)を受け入れる過程がかならずあるはずだ、とおもえる。このリアリティの切り替えが没入の前提としてある。

彼我の世界の区別があるからこそ没入がある
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「ユーザーインターフェース」が必要になってしまうのも、この彼我の世界の区別があるからだよな。この区別はまた WYSIWYG の what you see と what you get の区別でもあり、理想的なユーザーインターフェースは WYSIWYG の "is"、つまり what you see と what you get の同一視を許すものとして成立してきた(ダイレクトマニピュレーション)。

この例で言えば、エヴァは「神経接続」という謎テクノロジーによってUIを撤去しているように見えるけど、第2話の使途による初号機攻撃シーンはディスプレイを破壊する攻撃として表現され、このディスプレイ破壊が目の痛みと直結する表現になっている。
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これマリカーやるときに体が傾く、みたいな話とどう繋っているんだろうとおもいながらよくわからないのでこのまま放置しておこう。