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ある言論や作品が後に重要になるかどうかは、そののちに形成される文脈次第で、その文脈のなかで意味が読解される(当たり前だけど)。ある作家が忘れられるのも当然おなじ仕組み。良い作品であったり面白い言論で、いま不当に評価が低いから将来は評価があがるだろうと思ってしまうのは、作品や言論がなんら党派性なく評価可能だという思い込みからくるものだとおもう。
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ある作品を、積極的に評価・称揚したい場合に、批評家などが取るべき戦略は、その作品が適切に配置されているように見える文脈を形成すること、以外にはないとおもう。