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デジタルアーカイブの「哲学」概論 ver. 0.2
https://tsysoba.txt-nifty.com/booklog/2019/06/post-630a5f.html

@tenjuu99 あわわわ、見ていただいて、ありがとうございます。雑な議論のまま、その後、ほったらかしにしていてすみません……

@tsysoba こういった議論がなかなか展開していないので、丁寧に議論を拾っているのはすごいとおもいます!リンクがたくさんあるのも、議論の流れをあとで追いかけるのにいいなとおもいました。

> SNSが、むしろウェブを破壊し、囲い込みによる共有地(コモンズ)の喪失が進みつつある状況下で、デジタルアーカイブこそ、当初ウェブが目指した理想が生き残っている、ということは、もう少し、自覚的に議論されてよいのではなかろうか。

このあたり、Google登場以降のWWWのありかたについて、議論しようとしてもどうにもWIREDっぽい方向(?)になってしまうので、もっと経路(毛色)の違うWWWのあり方についての議論が盛んになるといいなとはおもっているところです。
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@tenjuu99 ありがとうございます!

もともと、学生向けの教材として使ってもらうこと意図していたので、できるだけ、ネットで読める典拠を探した組み込んでいたのですが、英語はともかく、日本語で読めるものは、ちょっと時代を遡ると、ネットで見つけるのがむずかしいのがつらいところです。

デジタルアーカイブが、インターネット以前のマルチメディア論とつながっていることや、現在はインターネット以降のオープン/フリーカルチャーの影響が大きい一方で、もともとは個々の施設内での提供の話から始まってた、といったことは、当時を知っている世代か書いておかないとまずいかな、と思って書いたものの、論点が色々ありすぎてまとまらず……。

最近だと『デジタル時代のアーカイブ系譜学』(みすず書房)
https://www.msz.co.jp/book/detail/09555/
が、少し近いことを論じている感じでしょうか。

1980年代後半から1990年代の、WWW普及以前の議論を一度ちゃんと読み直さないと、と思いつつ、その後なかなか手を付けられずにいます……