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ハラウェイを読むための補助線としてサンドラ・ハーディングの「科学と社会的不平等」を読みはじめたけど、これけっこうおもしろいな。文化固有の科学なるものがあるとおもっていなかったから科学におけるポスコロとかフェミニズムとか意味がないとおもっていたけど、むしろ「科学は一つしかない」と言って済ますことじたいがどういう作用をもつのかとか、いろんな問いに開かれている。

科学と社会的不平等: フェミニズム,ポストコロニアリズムからの科学批判
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ユク・ホイ「中国における技術への問い」とかが繋がっているなというのと、ほかは、科学コミュニケーションの問題は科学に外在的なことではないのではないか、とか。いろいろ広げられそうな本だ。