吉原展のSNSでの評判を見ると、すごい情報量だ充実している云々とあるが、予習しすぎた自分にはスカスカで凡庸であった...。
歌麿のでかいやつとか、菱川師宣の初期肉筆浮世絵、英一蝶とか見れたのはめちゃくちゃよかった。
歌麿のでかいやつとか、菱川師宣の初期肉筆浮世絵、英一蝶とか見れたのはめちゃくちゃよかった。
公界とか芸能民の話、中世史というか安土桃山時代との接続考えると、かぶき者みたいなのがどう変質して吉原や芝居町に囲い込まれた(押し込まれた)かという調査が必要で、初期吉原の文化の研究とか必要だと思うけど、歴史観そのものがあからさまに途切れている
要するに後世の(天明寛政期の)浮世絵を基準に歴史観が構築されていることが問題で、遡って菱川師宣が祖としてあるまでしかいかない。で、そのおかげもあってやまと絵との関係も捨象されることになり、吉原そのものが都市から孤立した空間とみなされたように、浮世絵は日本文化の流れの中で孤立した特殊な文化現象として把握されてしまう。
要するに後世の(天明寛政期の)浮世絵を基準に歴史観が構築されていることが問題で、遡って菱川師宣が祖としてあるまでしかいかない。で、そのおかげもあってやまと絵との関係も捨象されることになり、吉原そのものが都市から孤立した空間とみなされたように、浮世絵は日本文化の流れの中で孤立した特殊な文化現象として把握されてしまう。
- replies
- 0
- announces
- 1
- likes
- 3