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文化的なリソースを経済活動に結びつけていくことってクールジャパンみたいなクソ政策じゃなくてもぜんぜんやることたくさんあるし、「余裕があるからやる」みたいなものでもないとおもっているんだけど(ていうかこれやらないでインバウンドとか言ってどうすんだとはおもう)、ロビー団体が無いか弱いかとかそういうことなんかな。

いや経済的活動に限る必要もなくて、文化生産はそれ自体単に必要なことで、それが政治イシューにあがらない
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プロジェクションマッピングとかやってもいいんだけど、広告代理店とかが巻きとるスキームきつくないですか、みたいなのがある。それだと権力勾配めっちゃできるじゃないすか、不要と判断される表現は排除しやすいスキームで、そこにはお金投じるということなんですよね。実際政治と文化の関係は残念ながらそうなりつつある印象だけど...。それを批判するに「無駄遣い」というのも罠で。

広告代理店とかを通じて無害な表現に税金を投下するというのは、たぶん実質的には検閲の強化を意味していくことになるんだとおもう。無害であるから税金を払ってもいい、有害な表現には税金を払ってはならない。そうすると文化生産活動をしている人間は、実質的には経済を担保に無害化させられることになる。真綿で首を締める。この過程は「無駄遣い」という批判と背中合わせだと思う。
充分な市場の広さがあれば構わないんだけど、日本のアート市場に関していえばそんなものはない。市場を拡大するための政策的努力もない。民間が自力で市場を拡大するようなことは可能だろうか?希望は薄いと感じてしまう。

大学に運営資金を出さない、みたいなものも同じ理路だとおもうが...。要するに政府は「払えない」というより、検閲の実質的強化を背景にして、「払えない」という宣伝をしている。それはまさに貧しさに一直線で通じる道だろう。