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『ニューメディアの言語』の「プログラミングにおけるアルゴリズムとデータの分離が、オペレーションとメディア・データの分離になっている」という記述は受け入れがたいな。

ここでいう「オペレーション」はマノヴィッチの独自用語だけど、カット&ペーストだとかデータの合成だとか、そういうUI上で一連の語彙として成立した行為のことで、こういった語彙の背後にあるのはあきらかにオブジェクト指向界隈が発達させてきた一連のパターンで、基本形としてはオブジェクトの選択→行為(マノヴィッチの言うオペレーション)になっている。「オペレーションとメディア・データの分離」と彼が呼ぶものは「メッセージとオブジェクトの関係」と見てよい。
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