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サンドラ・ハーディングが、科学教育にも芸術批評のようなものを取り込んだほうがいいという提案を書いていて、それは現行の科学という営みの政治性を読解し批判するために必要だという話で、自分も必要だとおもうけど、現状を見るにそれが受け入れられるにはそうとう時間がかかるんだろうな。
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ダナ・ハラウェイが、ヤーキーズやカーペンターらが発達させた霊長類研究について、そもそも欧米での霊長類研究は「性の科学的な管理」という背景があったとしており、たぶん性だけでなく労働の「科学的管理」も含むイデオロギーが背後にあったであろうことはなんとなく伺える。内側にいる科学者からは、こういう批判的見解はでてこない。

とりあえず、ポストコロニアル科学論がおもっていた以上に重要であることはかなり納得した