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夏目書房で何を買ったからなのかはわからないけど、6月開催のオークションの分厚いカタログが送られてきて、ざーっと見ておもしろかった。
https://www.tokyo-culture-auction.com/auction/

扱っている品の幅が広くて、浮世絵とか三島由紀夫のブロマイドとか寺山修司の原稿とか、物故の画家でも宇佐美圭司とか前田常作とか。現代美術の作家も、豊嶋康子さんとか今井俊介さんとか。エル・リシツキーのリトグラフとかマン・レイの写真とか、そういうのもある。漫画家のサインとか原稿とか。
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落札の見込価格が掲載されていて、えーこれこんなに安いの?とか、逆にこんな金額で買うやつおるんか?みたいなのもたくさんある。

日本の美術家の作品というのは総じて安いんだけど、漫画家はすごい。鳥山明がサイン入り色紙、ペンでアラレちゃんを描いたものが250万〜500万円くらいの落札想定。高橋留美子のイラスト原画が300万から500万くらいの想定。ナウシカの設定資料もそのくらい。
美術は、宇佐美圭司の絵が高いほうでも、そんな想定金額つかない。

いままでも、アートオークションのカタログは見たことあって、まあなんか以外なほどに安いなと感じていたけど、こうして並べてみるといろいろ歴然とする。

エルスワース・ケリーのこのへんとか、複製作品とはいえめちゃくちゃケリーっぽくてカッコいい。高くて手がでないけど。
https://www.tokyo-culture-auction.com/catalog/detail.php?id=8579
https://www.tokyo-culture-auction.com/catalog/detail.php?id=8680