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古田亮『日本画とは何だったのか 近代日本画史論』、通史的に良く書いていてすごいけど、戦後日本画を取り巻く環境の変化として「天皇制による帝国主義的国家体制は完全に消滅した」とかサラッと書いてて、うーん...。
象徴天皇制に変わったとはいえ結局戦前体制かなりそのまま引きずってて、だからこそ日本画という概念は残り横山大観ら戦争協力者は罪に問われなかったんじゃないのか。

量を見ている人でないと書けない本だけど、様式論という道具の限界もわかる
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