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著作権の話、別な方面から考えていてちょっと気になっている

著作権の発生、おもうに複製技術をどう管理するかにあり、日本だとおそらく元は「版権」、すなわち複製を生産するための「版」を法的に管理する観念が元にあるはず。諭吉が自分の本を適当な業者に模刻されて、オレの利益が消えるじゃねぇかとブチ切れたのがたぶん明治初期頃にあった。模刻は適当にできるわけだしそれは慣習的になされてきたけど、「版」に対する法的な権利が定められた。
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「版権」の観念の延長に「著作権」があるはずで、そうすると著作者というのは複製をコントロールする法的な主体である。
みたいな文学史知りませんか。

ベンヤミンじゃあきらかに足りない、『複製技術時代の』は議論をやりなおす必要がある