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自分が使う技術を選択するのは自分ではなくて自分をとりまく世界だというのは、まあそうなんだろうと思う。インフラなのかどうかはわからないけど、自分とパソコンの間の関係より、パソコンと世界の関係のほうが、本質的に力が強いと思う。パソコンという一般名詞だけでなく、自分の目の前にある個体のパソコンについても、自分との関係より世界との関係のほうが強いと思う。

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と、ふわふわ考えているうちに、もしかしたらcomputer scienceはhuman-computer interactionに偏りすぎていて、world-computer interactionについてもっと考えたほうが良いのかもしれないと思った。具体的には何をするのかさっぱりわからんけど。

@tomooda E. Hutchins (認知科学者で、ドナルド・ノーマンの同僚)の「チーム航行のテクノロジー」という論文が、絶えず変化する船の現在位置と方角を割りだすのに、複数の船員の作業の相互作用によって計算が成立する様を描きだしていますが、これは環境・道具・人間の相互作用によって計算が成立するという意味で、 world-computer interaction の具体例に近いのかもしれません(現在の意味での computer ではありませんが)。
http://www.human-factors.seesaa.net/article/579561.html