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宝石の国、物質内に記憶があるみたいな仕組みになってたけど(身体欠損で記憶が失なわれる)、じっさいの世界も脳や神経系に頼らないで記憶というものを考えてもいいのでは。物質の配置とか。それを脳が処理しているというモデルで考える必要はとくにない気がする。

歩く動物にとって、足裏に感じられる感覚フィードバックから歩いたり走ったりの補正をしているはずだけど、それは脳が処理しているのかどうか。それと、植物が根を生やすときに、適切に水分の方角を示す、とかはたんなるアナロジーですまないのではないか。

宝石の国の場合、インクルージョンとよばれる知的活動を行なっているなにかが石のなかにあって、それらがいわば協調して全体としてのフォスフォフィライト(キャラクター名)とかの固有性をもった存在として振る舞うんだけど、それは個性も知性も創発するものだという設定だといってもいい。
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