だけどこうして説明してみないと批判的な検討をすることができないという問題があって(人間の脳は不便だ)、蛇足も必要だとしてまずい文章を慰めることにする。
https://blog.tenjuu.net/2025/01/flos_pavonis_momose_aya
その後も何度か上映されているので、見た方もいるかもしれませんが、ポーランドで人工妊娠中絶を禁止する法案が施行されたときに作られた映像作品で、身体の自己決定と中絶を巡る問題を扱っています。
https://blog.tenjuu.net/2025/01/flos_pavonis_momose_aya
その後も何度か上映されているので、ご覧になったかたもいるかもしれませんが、中絶を巡る作品です。
興味深く読んでたら最後の方で急にヤバになってホラーかな
いつも問題だと感じるのは、たいてい社会的地位のある男性はその社会的地位を失わず(あるいはダメージが許容範囲内で)、若い独身女性のような人は数年、ときには10年単位で時間を無駄にすることがあり、この損失があきらかに対等ではない、ということが問題だと感じる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%96
こんなこと、国連に言われないと分からないのかくらい当然だと思うのだけど。プラットフォーム企業は企業責任を放棄して、ユーザーの善意にただ乗りどころか利益を得てるんだよ。通報にしろ、コミュニティノート付けるにしろ何でユーザーがその労力の負担をしなきゃいけないのかって話ですよ(詳しくは『プラ解』の樹里安さんの章、「場所貸しの問題」を読もう)。
"しかし、オンラインでのヘイトスピーチを注意深く規制し、実際の被害を避けるためにコンテンツを適正化することは検閲ではない。それはデジタル時代の情報の正確性や信頼性に不可欠な要素であり、ソーシャルメディアプラットフォームの責任だ。
国際社会には、これらの問題に対処するための国際人権法という枠組みがすでにある。この合意された規範と基準の体系は、憎悪と暴力の扇動を防ぎながら、すべての人のすべての自由を守ることを目的としている。それは普遍的で、力強く、新たな問題に対応することができる。
人権は、議論や再定義の対象ではない。私たちの表現の自由は、検閲と抑圧に対する長年の抵抗を通じて苦労して勝ち取ったものだ。私たちはそれを守るために警戒しなければならない。憎しみや暴力の扇動が法律に違反している場合は真っ向から対処し、すべての人の情報へのアクセス権を守り、人々がさまざまな情報源からアイデアを探し、受け取れるようにすることが大事だ。"
寄稿「ネット上のヘイト規制は検閲ではない」 国連人権高等弁務官
https://digital.asahi.com/articles/AST1T1DJZT1TUHBI028M.html
ドナルド・トランプ政権は2025年1月の大統領令で「性別は男と女の2つのみ」と定義しましたが、この定義の詳細があまりに意味不明で波紋を呼んでいます。この大統領令では「受精時に性別が決まり、女性は卵子を生成し、男性は精子を生成する」と定義。ところが妊娠直後の受精卵は最初は性別が未分化であり、卵子も精子も作れません。なのでこの大統領令では受精時の性別は判断できません。奇妙なことにこの大統領令には性染色体や遺伝子、生殖器に関する言及はないです。そのためファクトチェック専門サイト「Snopes」ではこの大統領令の性別定義はトランプ政権の意に反して「全ての人間は男性でも女性でもない、あるいは、全ての人間は同時に両方の性別である」とも解釈の余地があるとまとめています。
https://www.snopes.com/fact-check/trump-executive-order-all-humans-female/
実際、生物学では性別はスペクトラムで、多角的に解釈できるほどに多様とされています。「生物学的性別」は安易に語れないという話は以下の記事でも整理しています。
https://cinemandrake.com/what-biological-sex-spectrum1