学校図書館が「ChatGPT」で書籍にセックス描写があるか確認したことが発覚、実際に19作品が禁書へ(Gigazine)
https://gigazine.net/news/20230816-school-chatgpt-book-ban/
米国で展開されている、LGBTQ+や人種差別に関する本を、性的表現や暴力表現を理由に学校図書館から排除する運動に、ChatGPTが活用される事例が出てきたとのこと。
読まずに内容を判断する、効率的な検閲のために生成AIが活用される、というのは、生成AI活用法としては最悪の部類では…
米国の学校図書館を主な対象とした禁書運動についてはこちらを参照。
小南理恵. 米国の図書館における検閲に関する動向. カレントアウェアネス. 2022, (354), CA2029, p. 2-5.
https://current.ndl.go.jp/ca2029
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なお、司書が選書して構築したコレクションからの選択的排除と、投稿型メディアにおけるコンテンツモデレーションの話をごっちゃに書いてるGigazineの書きぶりもどうかとは思ったり。Gigazineだし、という話もあるかもだけど。