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ネトウヨ本が蔓延ってきたのは、反対運動が無かったからというより(反対運動が無かったわけではないし)、大手書店店長の言い出した「言論のアリーナ論」※が免罪符になってしまったところは大きいと思う。
あとは、ネトウヨ本は故安倍氏始め、自民党議員やその支持団体、支持者がまとめて買って配布して、ということをしていたので「読まれないけどある程度はけて流通する」という仕組みが出来上がっていたのもある。(なので新品が百円でブック・オフに並ぶことになる)
いずれにしても、本好きの本読みとしても、差別を無くしていきたい身としてもひどい話である。

※いわゆる両論併記みたいなもので、ネトウヨ本と対抗言説的な本も陳列するみたいな論。差別に両論併記なんて無いし、アリーナに上げて戦わせてはいけないものなのに。
詳しくは永江朗 著「私は本屋が好きでした あふれるヘイト本、つくって売るまでの舞台裏」を読むと良いと思います。
http://www.tarojiro.co.jp/product/5970/

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この小笠原博毅先生の往復書簡本、出たとき(2020年)に気になるーって思ってそのままだったけど、相手がジュンク堂福嶋氏だったのだね。
パラパラ書店の店先で見てきたけど、同じこと言ってた。ヘイト本を排除することで、ヘイト本がしている排除と同じことを自分がしてしまうことになると。杉田水脈かよ。
やはり、大手サラリーマンで管理職であるところは大きいのだろうな。ほんとうに見えないんだなって思った。一銭も落としたくないから図書館で探してみる。
https://www.shinsensha.com/books/3760/

つうか、小笠原先生がなぜ相手にこの方を選んでどう返しているかのほうも気になるよ!