ドラマ「カーネーション」勘助についてネタバレ、戦時残虐行為・性暴力についての言及あり
朝ドラの「カーネーション」でさ、戦争から帰ってきて心を病んだ勘助のことを、戦後かなり経ってから勘助の母親が「糸ちゃん、うちはなあ、勘助ははよっぽどひどい目に遭わされたと思てたんや。あの子はやられて、ほんであないになってしもたんやて。けど、ちゃうかったんや。あの子はやったんやな。あの子が、やったんや」って言うシーンがあったらしいよね
日帝軍は、一部分だけ取り出したらドラマチックだったとしても、みんな虐殺犯のレイプ魔の可能性があると思うと
この時期になるとTwitterで「おじいちゃんが戦争で心を病んだ、だから戦争はだめだと言ってたし私もそう思う」的な漫画が流れてきて、それはまあいいことなんかもしれんけど、正直言うと、そういうの見るたびに「あなたのおじいちゃんはきっと、ご自分がやった本当にひどい行為のことは話していない」と思うようになってしまった
ご家族の個人的なことを他人みんなに話す必要はないから漫画に書かなくていいんやけどさ、結局、「おじいちゃんを含む日帝軍の人たちがやったこと」が矮小化された中途半端な反戦漫画になってしまってるよな
だから個人の語りに任せたらあかん、公的機関がちゃんと認めて振り返り続けなあかんと思う
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