「関東大震災 100年前の100人の新証言」(日本赤十字社東京都支部)
https://www.tokyoartbeat.com/events/-/The-Great-Kanto-Earthquake-100-New-Testimonies-from-100-Years-Ago/japanese-red-cross-society-tokyo-branch-office/2023-08-25
「生成AIを用いることで、可能な限り主観性を排除した客観的な「新証言」となるように配慮した」という一文に戦慄。
生成AIに関する倫理的問題に関する議論をまったく追わずにやっている感じが……
さらに「あの日を経験した100人の“新”証言として、未だ明らかになっていなかった当時の詳細な状況を紐解いていきます」ともあり、生成AIが何か今まで明らかになっていなかった状況を解き明かしてくれるものとして認識されている様子もある。
生成AIは、客観的で、人間には分からないことを明らかにしてくれる、という発想がありそうだけど、深層学習はそういうものではないのでは(人間とは違う出力の仕方をする、ということはありうるかもだけど)。
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関東大震災100年プロジェクトの実施取りやめに関するお知らせ(日本赤十字社)
https://www.jrc.or.jp/chapter/tokyo/news/2023/0824_034995.html
「本来の意図が伝わらず一部で誤解を招いてしまったため」中止とのこと。
意図じゃなくて問題は手法のような……
それにしても、こうなると、最も刺激的な書き振りだった、もう消えてしまったTokyo Art Beatでの紹介文を書いたのは誰なのかが気になる(後で見たプレスリリースはそこまで刺激的ではなかったような)。
TABはイベント情報の掲載依頼をフォームで募集しているので、どうなのだろう。
展覧会・イベント情報の掲載依頼について
https://www.tokyoartbeat.com/aboutEvent
ふと、日本赤十字社の関東大震災100年プロジェクトの件、リアスアーク美術館の東日本大震災の記録と津波の災害史の常設展 http://rias-ark.sakura.ne.jp/2/sinsai/ 、特にその「キーワードパネル」の事例から学んで欲しかったな、と思ったりした。