2023/03/01 9:49:26 AM UTC
絵画において、描かれた空間内に色が位置づいていないことをヴァルールが合っていないと表現するが、偏光顔料は原理的にヴァルールが合わない(色が変わるから)。一方で、絵画に描かれた空間を「現実」的な次元と想定すると、ヴァルールの合わない色(顔料)というのは形而上的なものになる訳で、そこに可能性を感じる。