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ガチのファシスト国家やなしかしほんまに

集落の全員が親族で、1948年のイスラエル建国前から住んでいた
という一文が印象的

(世界発)ベドウィンの家、強制破壊 極右台頭のイスラエル、解体数最多に
https://www.asahi.com/articles/DA3S16099592.html
粉々になったテーブルや椅子が辺り一面に散乱していた。ソファやトイレの便器、家の外壁や天井。全てが破壊されている。「この家で育ち、結婚し、3人の子どもが生まれた。全ての幸せな思い出が詰まっている。それが一瞬にして崩壊した」。ワリード・ハキームさん(50)は肩を落とした。

南部ラハト近郊の集落にある自宅にイスラエル当局が来たのは、5月のことだった。「今から家を取り壊す」。そう言い渡され、30世帯全ての家がブルドーザーで破壊された。

ハキームさんによると、集落の全員が親族で、1948年のイスラエル建国前から住んでいた。だが、政府は今年3月、集落の住居が「違法建築」だと主張し、全世帯に別の集落に移るよう要求。立ち退きに従わない場合は家を取り壊すと通知し、2カ月後に強制執行された。ハキームさんは移動を拒み、他の住民と近くにテントを張って暮らす。

 イスラエルは「ユダヤ人国家」を自称するが、アラブ系住民も人口の2割を占める。男女とも徴兵制を敷くなかで、アラブ系は兵役を免除されている。だが、ハキームさんは志願して、4年間イスラエル軍で勤務した。

「特別に愛国心が強いわけではないが、国には尽くした。政府に家を壊されるとは思わなかった。私の土地はここだ。絶対に動かない」

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