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版元や媒体が新しい動き、書籍を出せるかどうかって、結局のところ事業規模に大きく依存するんだろう。
そこそこのサイズで、新入社員が入り、意見が通って新陳代謝ができると、良い企画が通る。
インディーズ規模だと設立者が若いうちはその人の自己形成期に得た教養だけでもフレッシュなので受けるが、その後は年齢相応に硬化する。規模がそれなりにあれば、新入社員がそこで別の余地を作るが、インディーズ規模(日本の学術系・零細版元はほぼこの規模)だとそうならない。
その結果、大学の情勢よりも保守的な出版環境が長々と維持される。

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この数年、フィルムアート社の動きが面白いのは、これで説明できてしまうと思う。
あと、もともと日本は出版社を起業する上での新規参入障壁がかなり高い悲惨さがなー…。