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まだここまでヘイターのミームになる前に、ジェンダー論の授業で「公衆浴場問題」について質問が出た時に僕が言っていた答え。

「男女での区分けを撤廃して、全員が体の線が出ない水着、または入浴着を着用するようにします。そうしても入浴の効果は全く損なわれません。シャワーは別に個室で浴びるようにします。マイノリティと社会を共有するというのは、マジョリティが行動様式を変えるということです」

むちゃくちゃ重要なポイントは、「実際に日本の公衆浴場でトラブルが起きているわけではない」ということです。男性の外見のまま「性自認が女性である」という理由で女湯に入ろうした人がいるわけではない。だから、これはトランスジェンダーへの恐怖を煽り、差別を昂進するために作られたテーマで、真剣にそれを論じることはほぼデマへの加担です。

なので、最近はこの話はしていません。ただ、もし、最近、こういう問題を仮定する文章を見られて、「本当にそんなことがあるとしたら」「今までなかったとしてもこれから起きたら」どうしたらいいのか、という心配をされている方がおられたら、考えを深めて頂くきっかけになるかな、と思ってここに書きました。

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