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これなー。鈴木さんとは会って話もしたことがあるけど、極右にハマったとかではなくて、いわゆる「分断」の問題を自分のメディアが解消する、という意気込みでやってたと思うんですよね。そのためにはいろんな思想を持つ読者をユーザとして取り込む必要があって、そのプロセスとしてリベラルだけでなく極右とも繋がる必要がある、と考えたんだと思います。

だけど、それは一般にリベラルの人には理解されないので、「あっち側に関わるなら私は関わらない」みたいな話にはなりがち。

鈴木氏のやりたいことを他の社員と共有できなかったのが敗因かなと思うし、それはいずれにしてもアメリカでは(日本でもだけど)難しかったのではないかと思います。

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そして、この「左右(とは限らないけど、両端の思想をもつ人々)が雑多に集まっている空間を作り、その空間がうまく運営されれば今の分断状況を変えることができるのではないか?という考えは、僕の作っている GironHub がやろうとしていることにも似ている。

もっともSmartNewsは単にその人の好みの記事を出すだけなので、現時点ではフィルターバブルを作り出しているだけかもしれないけど、そこをゴールとしているわけではなかったことは彼の著書を読んだらわかる。

まあ辞めたのなら何をやろうとしていたのかは永遠にわからないけど。

まあ、彼はビジネスマンではなくて思想家(本当に世界を変えるつもり)だと思うので、後者を優先したからうまく行かなかったということなのかもしれない。

まあこれは僕が勝手にそう思っているだけで、本当のところはわからないです。

SmartNewsと『なめらかな社会』がどう関係するんですか?というのはイベントの質問でも上がってたし、そこは鈴木氏もうまく説明できてなかった。

それを僕が僕なりに解釈しただけです。